- 中央大の指定校推薦の評定っていくつ必要?
- 指定校推薦の合格率って?
- 中央大の指定校推薦で落ちた人っているの?
この記事ではこうした疑問を解消します。中央大学はMARCHと呼ばれる偏差値上位の人気の学校で、年度によりますが、およそ偏差値52.5~62.5の範囲で推移しています。指定校推薦なら推薦枠を得られさえすれば、高い確率で合格できるので魅力です。
記事前半では必要な評定について。後半では英検や面接といった、よくある質問を解説するのでぜひ参考にしてくだいね。
中央大学の指定校推薦に必要な評定・条件は?
中央大学の評定平均は最低でも4.0以上
大学からの出願条件としては、評定平均は最低でも4.0以上必要です。
法学部:全体の評定平均値が4.0以上、かつ「外国語」の評定平均値が4.0以上
中央大学自己点検・評価報告書2022
経済学部:全体の評定平均値が4.2以上
商学部:フレックス・コースは全体の評定平均値が4.0以上、フレックスPlus1・コースは全体の評定平均値が4.3以上
理工学部:全体の評定平均値が4.0以上
文学部:全体の評定平均値が4.0以上
総合政策学部:全体の評定平均値が4.0以上
国際経営学部:全体の評定平均値が4.0以上
国際情報学部:全体の評定平均値が4.0以上
https://www.chuo-u.ac.jp/media/aboutus/overview/evaluation/result/2022/report/report2022_02-01.pdf?1704957990299
評定平均をクリアしていても、定員を超える入学希望者が集まった場合は、基本的には評定平均の高い順に出願権が与えられます。
そのため、より高い評定平均を目指すには、高校1年生からの成績が重要です。高校1年生、2年生、そして3年生の最初の学期までの各学期の通知表が評定に影響を及ぼします。高校生活が始まると同時に、定期テストの勉強をしっかりと続けることが重要です。
さらに、部活動、ボランティア活動、リーダーシップ経験など、他の応募者と比較された際に優位に立てるような取り組みを意識すると良いでしょう。
指定校推薦の合格率・落ちた人はいる?
下記の表は2023年度の中央大学指定校推薦の志願者数と合格者数をまとめたものです。
合格率は99.8%、ほとんどの受験生が合格していますが、ごくまれに落ちる人もいます。表は2023年度の志願者と合格者の数をまとめたものです。赤字の部分から、落ちた人がいることを確認できます。
とはいえ留年や書類の不備など特殊な事情がない限り合格しますから、校内推薦さえ通れば心配ないでしょう。
中央大学指定校推薦の時期・スケジュール
指定校推薦のスケジュールは、一般的には6月〜8月頃に各大学から募集要項が発表され、学生はこれを参考に準備を始めます。7月には1学期の成績が確定し、評定平均が出ます。これが推薦選考の重要な基準となります。
9月には高校で校内選考が行われ、推薦を受ける学生が決定されます。その後、10月から12月にかけて、各大学での選考が行われ、合格者が発表されます。この期間中、学生は面接や小論文など、各大学の選考要件に合わせた準備を行います。
中央大学の指定校推薦に関するよくある質問
中央大学の指定校推薦で英検は必須?
中央大学の場合、英検は必須ではありません。
ただし募集条件は変わる可能性もあるので、必ず大学公式パンフレットや高校の進路課にて募集要項を確認しましょう。
中央大学の指定校推薦の面接では何が聞かれる?
以下は、ウェブ上の中央大学の指定校推薦入試における面接での質問内容をまとめたものです。非公式な情報ではありますが、参考にしてください。
- カリキュラムに関する質問: ある受験生は、経済学部の面接で「カリキュラムの中で魅力に思うところはありますか」という質問を受けました。この質問は、受験生が大学の教育内容に対してどの程度理解しているか、また興味を持っているかを確認するためのものと思われます。
- 志望動機に関する質問: 別の受験生は、志望理由に関する質問を受けたと報告しています。これは、受験生がなぜその学部を選んだのか、その学部で何を学びたいのかを明確にするための質問です。
- 雑談形式の質問: ある受験生は、面接が雑談形式で進行し、部活動や公務員について話したと述べています。これは、受験生の人間性やコミュニケーション能力を見るためのアプローチと考えられます。
ほか、入学後にやりたいこと、オープンキャンパスに来たかどうか聞かれたという話もありました。特に難易度の高い質問は見受けられませんでしたが、オーソドックスな質問には答えられるように準備をしておくと安心です。
指定校推薦で入学すると留年しやすいって本当?
指定校推薦で大学に入学しても、必ずしも留年しやすいとは限りません。大切なのは、入学後のあなた自身の取り組みです。授業に積極的に参加し自己管理能力を高め、目標に向かって努力することで、留年のリスクを最小限に抑えることができます。
指定校推薦で中央大学に入学すると就職に不利になる?
指定校推薦で中央大学に入学したことが、就職に不利になるということは一般的にはありません。そもそも、就職活動で入学方法について聞かれることはありません。
中央大学は、多くの企業や組織に認知されている評判の良い大学であり、学生に対してキャリアサポートや就職指導を積極的に行っています。したがって、指定校推薦で入学した学生も、積極的にキャリアサポートを利用し、学業に励むことで、十分に良い就職先を見つけることが可能です。
まとめ|中央大学の指定校推薦の条件は?不合格の人数や合格率を解説
この記事では、中央大学の指定校推薦の条件、合格率、選考スケジュール、そしてよくある質問について詳しく解説しました。評定平均が4.0以上という基準を満たすことは、指定校推薦の出願資格を得るための第一歩ですが、校内推薦を勝ち取るためには1年生からの準備が必要です。校内推薦さえクリアできれば、よほどのことがない限り、まず不合格になることはないと考えてよいでしょう。
中央大学への指定校推薦を目指す皆さんは、これらの情報を参考にして、準備と計画をしっかりと行い、自分の夢に一歩近づくことができるよう努力してください。大学生活とその先のキャリアに向けて、この機会を最大限に活用しましょう。
なお、同じMARCHの1校、明治大学の指定校推薦についても解説していますので、参考にしてください。