ソニーが提供する学習アプリ「ロジックラボ」は、子どもたちがAIなどのテクノロジーを活用しながら、「正解のない問題」に挑戦する力を育む探究学習教材を提供しています。
2025年2月には、生成AIを活用した新しい探究教材「キャラクターをつくろう」が追加されました。
本記事では、編集部スタッフがAIを活用する新コンテンツに挑戦し、6歳の子どもと一緒に取り組んでみた様子をレポートします。
「AIって難しそう…」
「小さい子どもにはまだ早いのでは?」
「ちゃんと使いこなせるのかな?」
そんな不安を抱えるご家庭にもおすすめ。遊び感覚で楽しく取り組める構成となっており、親子で安心してテクノロジーに触れられる教材です。
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ロジックラボの探究教材とは?
ロジックラボでは、「つくる」「考える」「発信する」といった一連のプロセスを通じて、子どもたちが創造力・思考力・表現力を育める探究教材を提供しています。
2025年4月現在、取り組める教材は以下の6種類。






※2025年4月現在の内容です。コンテンツは今後随時追加されていく予定です。
今回ご紹介する「キャラクターをつくろう」は、生成AIを活用して新しいキャラクターを生み出すユニークなコンテンツ。インターフェースも直感的で、小学校低学年や未就学児のお子さんでもスムーズに取り組める設計です。
それでは、実際に親子で体験してみた様子をレポートしていきます。
探求学習「キャラクターをつくろう」

今回挑戦したのは探求学習の新コンテンツ「キャラクターをつくろう」。
スタートしてみると…
- 新しい生き物を考えよう
- おもしろいキャラクターを考えよう
という2種類の教材が出てきました(2025年4月現在。今後随時内容が追加・アップデートされる可能性があります)。
どちらも、AIを使ってオリジナルのキャラクター制作に取り組むことができる探求教材です。
ロジックラボにはこれまでにも、「絵本をつくろう」「絵日記をつくろう」「お料理レシピをつくろう」など、生成AI技術を利用した探求学習ができる教材がいくつかありました。

「キャラクターをつくろう」はその中でも最もシンプルで、小学校低学年のお子さんでも簡単に楽しめる教材になっていると思います。
「AI に興味はあるけど、子どもに触れさせるのはちょっと不安…」「子どもだけで、うまく使いこなせるか心配」などと感じているご家庭にも、AI に触れる最初の一歩としてオススメしたい教材です。
「1.新しい生き物を考えよう」

2種類の生き物を組み合わせて、新しい生き物をつくってみよう。
「生き物」×「生き物」の合体したイメージを生成AIを使って創造するコンテンツのようです。
さっそく「はじめる」を押してスタートしようとすると…

お子さんがAIを用いた探究活動を行うにあたり、注意すべきルールがはじめに表示されました。

お子さんが作った作品は、保護者向けアプリからの承認がない限り一般公開はされない仕組みになっています。
それでも、このようなルールについては事前にお子さんにしっかり伝えてからスタートするのが大事ですね。
「デジタルリテラシー」を身につける上でも非常に大切な内容なので、きちんと読んでお子さんに説明してあげましょう。
確認を終えたらいよいよスタートです。
探究学習を進めるうえで頼りになるのが、猫のような見た目のAIキャラクター「ろじもん」。

フレンドリーな性格で、描き直しのお願いにも困った顔をしながら何度でも応じてくれる、やさしい相棒です。
そんな「ろじもん」との対話を通して、ミッション形式で楽しく創作に取り組むことができます。
ミッション1:ろじもんの絵を見てみよう




まずは、AIロボのろじもんが様々なタッチの絵を描くことができることを確認。
ペン描き・水彩画・クレヨン・写真風・油絵などなど…完成イメージの注文に即座に対応できる生成AIの性質を知ることができます。
ミッション2:お手本を見てみよう

続いて、2つの生き物を組み合わせを考えていきます。
ろじもんがいくつかお手本を見せてくれますよ。




牛と鳥・蛙と亀・白鳥と孔雀など、2つの生き物を組み合わせて生成AIでオリジナルの生き物が完成していました。
ミッション3:新しい生き物をつくろう

ここからは実際に好きな組み合わせで新しい生き物をつくっていきます。
一つ目の生き物は選択肢「イヌ」「ネコ」から選ぶこともできるし、もちろん自分で入力することも可能。

「ブタ」と「イルカ」の合成をリクエストしてみました!
だいたい10秒くらい待っていると…

「じゃ、じゃーん!」と、あっという間に新生物の完成です!
なかなか可愛い。なんか後ろのピンクのイルカの存在は気になるけれど、きちんとブタとイルカの特徴を取り入れた新しい生き物が完成しましたね。
描き直したらどんなものが出来上がるのか気になったので、やり直しを指示すると…

直させてごめんね、ろじもん…。最初の絵が気に入らなかったわけじゃないんだよ…。
でも10~15秒くらいでどんどん画像が生成されるので、気に入るものが出来上がるまで何度も挑戦することに。
というのも、2枚目以降のクオリティがなんとも言い難く…






いや、ぜんぜん納得いかない・・・!!!
もうブタとイルカ別々のイラストになっちゃってるのも多いし、無理やりくっつけた感じとか、ちょっと怖くなっちゃってたりとか。
けっきょく最初の1枚がなんだかんだ気に入っていたので、そちらで作品を完成させることにしました。

選んだ画像の新生物に名前をつけます。
この子の名前は「ドルピンガ」!
ろじもんが提案してくれた候補の中から選びました。もちろん自分で考えることもできます。
それから、名付けた生き物の「得意なこと」を考えて登録。今回は「水中で上手にダンスできる」にしてみました。

作品が展示されて、完成です~!
全くうまくいない描き直しが続いた時はどうなることかと思ったけど、なんとか形になりました。
探求学習を終えると、即座に保護者向けアプリにも「探求レポート」が届きます。

他のプレイヤーにも閲覧できるように作品を公開しても良いかどうか、レポートごとに確認してくれます。
共有することで他のお子さんたちから「いいね」の評価がもらえるので、意欲向上の為にも、内容を確認して問題が無ければどんどん公開するのが良いと思います。

作品を共有してくれているみんなの作品も見ることができ、「いいね」を送ることができます。

操作はとても簡単なので、未就学の6歳児(年長さん)でもひとりでも取り組めました。
組み合わせたい動物の名前をマイクで伝える時に「イルカとペンギン」と一度に話してしまったようで、「イルカトペンギン と ペンギン」になっちゃってますが、本人が納得するものが出来上がったようです。
「2.おもしろいキャラクターを考えよう」

物と生き物を組み合わせて、ユニークなキャラクターをつくってみよう。
今度は少し変わって、「物」×「生き物」の合体したイメージを生成AIで作成するコンテンツのようです。
こちらも初めは、生成AIを利用する際の注意点やルールの説明からスタートします。(「1.新しい生き物を考えよう」と同じ内容なので割愛。)
チュートリアルから順に進めていきましょう。
ミッション1:お手本を見てみよう

生き物同士ではなく、「物」と掛け合わせることで一層ユニークなキャラクターを作り出す練習をしてみます。
また、ろじもんが何パターンかお手本を見せてくれました。



ライオンと鉛筆、アサガオとフライパン、サメと潜水艦の3パターン。
ミッション2:新しいキャラクターを考えよう

さっそく、新しいキャラクターを作るための組み合わせを考えてみましょう。
マイクに向かって「××と××」のように話しかけます。
はっきり話さないと、うまく認識されないことがあるので気をつけましょう。

マイクでうまく伝わらないときは、キーボード入力に切り替えもできます。
お子さんの使いやすい方でチャレンジしてみるのが良いかも。

可愛いキャラクターを頼むよ、ろじもん。
今回もいろいろ見てみたかったので何度か描き直ししてもらいました。





完成した新生物がみんな共通してコーヒーを飲んでいる不思議は気になるものの、かなり良い感じのキャラクターがたくさん出てきたのではないでしょうか。
お気に入りの一枚を選んで、作品を完成させます!

茶色のカップに身を包んだこのキャラクターに決めます。
「コーヒーくま」って直球な名前の候補に笑ってしまいました…。
ふわふわの泡を出して空を飛べる特技をさずけて、完成です~!

ほかの子どもたちもたくさんの面白い作品を投稿していました。


こちらも6歳児にひとりで挑戦してもらうと…。
「サメ×手裏剣」という男の子らしい組み合わせで、強そうなキャラクターを作って見せてくれました。
名前はろじもんのオススメの中から選んだようです。「得意なこと:敵を倒すこと」!ストレート(笑)
ロジックラボ(生成AI)についてのQ&A
最後に:AIにふれる最初の一歩として
今回ご紹介した「キャラクターをつくろう」は、AIを活用しながら自由な発想で創作を楽しめる、子ども向けの探究教材です。
生成AIに初めてふれるお子さんにもわかりやすい構成で、楽しみながら自然とテクノロジーに親しめる内容となっていました。
筆者自身も6歳の子どもと一緒に取り組む中で、AIの面白さや創造の楽しさに目を輝かせる姿が印象的でした。
「こんな組み合わせができるんだ!」「もう1回やってみたい!」という好奇心が、学びの広がりに直結する教材だと実感しています。
最近では、ChatGPTのようなAIツールがビジネスや教育の場で広く使われるようになっています。
ロジックラボのような探究教材は、そういったAIを“使いこなす力”を育てる第一歩とも言える存在です。
ChatGPTで画像を作るステップはこんな感じ
- ChatGPTを開く
GPT-4o(画像対応モデル)を選択 ※無料プランでもOK - 「画像を作りたい」と入力
例:「6歳の子どもがAIでキャラを作っているイラストを描いて」 - AIが画像を生成
数十秒ほどでイラストが表示されます
※今回生成された画像がこちら - 画像を保存・活用
ブログや資料に使ったり、子どもと一緒に見て楽しんだりできます

ロジックラボでは、このような生成AIの基本的な考え方を楽しく・自然に・親子で学ぶことができます。
「AIってまだ早いかな?」と感じている保護者の方にも、ぜひ一度試していただきたい内容です。
まずは一緒に触れてみるところから、親子で新しい学びの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ロジックラボの概要
対象学年 | 小学1〜6年生(無学年式) |
---|---|
学べる 内容 | ・計算、数理パズル、読解などの理数トレーニング ・テクノロジーを使った探究活動 |
身につく 能力 | テクノロジーを使いこなす理数脳 |
利用端末 | ご家庭のタブレットまたはPC ※保護者アプリはスマートフォンで利用 |
利用料金 | 入会金無料 月あたり3,480円(税込)~ |
運営会社 | ㈱ソニー・グローバルエデュケーション ※ソニーグループの教育事業会社 |
公式 サイト | https://www.sonyged.com/logiq |
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