夏休み、お子さんの学習習慣に悩んでいませんか?

我が家の小1息子も就学して初めての長期休暇に突入し、大きな予定の無い日はずっと家でダラダラ過ごしがちに…
YouTubeやゲームばかりで、宿題もなかなか進まない…。「これはまずい!」と思った矢先に知ったのが、スタディサプリ小学講座の『0円コース』でした。
公式が紹介している14秒動画

メールアドレスだけで始められ、決済登録も不要。完全無料で毎月最大60レッスンまで学べるというので、夏休みの「学習習慣づくり」にちょうどいいと思い、即登録。
この記事では、実際に夏休みからスタディサプリ使い始めて約1か月のリアルな感想を、メリットもデメリットも含めて正直にお伝えします。
これから試そうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

もちづき:通塾なしで国公立大学現役合格。印刷会社勤務時代には、学校法人や私立高校、大学等の学校案内や教育関係資料の企画・製作に携わった経験も。本記事では小学1年生の息子がスタディサプリを1か月使用したリアルな感想・レビューを紹介します。
スタディサプリ「0円コース」を選んだ理由

我が家が「0円コース」を選んだ最大の理由は、始めるハードルが低いこと。
必要なのはメールアドレスだけで、クレジットカードなどの決済登録は一切不要。本当に0円で始められるので、試しやすさは抜群です。

端末も、家でもともと利用していたiPadを使用することですぐにスタートできました。
スマホでも利用できますが画面が小さく、特に低学年には見づらい場面も。タブレットやPCの方が操作もしやすく、おすすめです。
もうひとつの理由は、目的が明確だったこと。

今回は「1学期の復習」が主な狙い。事前にカリキュラムのボリュームをチェックして、0円コースでも夏休み中にやり切れそうだと予想!
夏休み中に国語と算数の総復習をしておけば、2学期の学習もスムーズになるはずという計算です。
始めてみて分かった!小学1年生向け講座のリアルな使い心地
正直、スタサプといえば「神授業」の映像授業配信のイメージが強かったのですが、小1向けは全く違いました。
冒頭の動画で紹介したように、授業は可愛いキャラクターとアニメーションで進行し、理解しやすいテンポで説明してくれます。

初期画面に表示される「今週のおすすめミッション」によって、子どもがひとりでも迷わず学習を始められる工夫もされています。


でもこれ、6つのミッション(おすすめレッスン)表示が、毎週月曜に一度更新されるのみ。3日で終わっちゃうレッスン数なのが残念…。毎日「今日のミッション」が出てくるともっと便利なんですが!
息子は「簡単すぎ~!」と言いながらも、間違えると「おしい!」と優しく表示されるため、機嫌を損ねることなく解き直し。
答えの解説がきちんと表示されるので、間違えた原因も理解しやすい設計です。

正解が続くとレベルアップ問題が出てきました!

子どもの学力に配慮した調整機能なんてあったかな?と思って公式サイトを確認してみると、算数は正誤に合わせてレベルが変わる仕組みとのこと。

教育分野では「適応学習(適応型学習)」と呼ばれ、子どもの理解度に応じて問題のレベルを自動的に調整する仕組みを指します。

子どもの理解度に合わせて基礎から応用へと自然に進めることで、学習の成果や集中力の維持につながりやすいとの報告もありますね。
スタディサプリの算数もこの流れを取り入れており、無理なく「できた!」を積み重ねられる設計です。
学力向上には不可欠な、間違えた問題を解き直すプロセスもスタディサプリ小学講座0円コースにはしっかり備わっています。

上画像のように、間違えた問題があると『ときなおし』ボタンが表示され、その問題に再チャレンジできます。
全問正解で貰える「はなまるマーク」を目指して繰り返し挑戦する姿に、親としても嬉しくなりました。
ライフ制
0円コースに利用期間の制限はありませんが、「ライフ」という仕組みによって1日に取り組めるレッスン数が限られます。

ライフ1つを消費するとレッスンを1つ受講でき、12時間ごとにライフが1つ回復します(最大ライフ5)。
利用不可レッスンもある
2025年8月現在、3年生の「理科」・「社会」と全学年共通の「発見」の一部のレッスンは0円コースの対象外です。
子どもの心を掴んだ「サプモン」コンテンツ
学習を続けるうえで最大の原動力になったのが、サプモンです。勉強することで得られる「おたのしみコイン」を使って、モンスターを集めたり、育てたり、学習バトルなどができるごほうびコンテンツ。
コインでガチャを回すと新しいサプモンが手に入ります。

さらに、そのモンスターにエサをあげて育てることもできるため、息子は夢中になりました。

もともと勉強はあまり好きではない性格なのですが、「サプモンのガチャを回したいからやる!」と自分から言い出すように。これは親としても大きな驚きでした。
意外だったのは、バトル機能にはあまり興味を示さず、完全に「コレクション&育成」派だったこと。アバターの髪型や服もカスタマイズでき、見た目を変えることも学習継続のモチベーションになっていました。


サプモンを使った「バトル」は、学習内容の復習も兼ねた選択式の早押しクイズのような対戦なので、こっちももっとやって欲しいな!
「もっとやりたい!」からベーシックコースへ
0円コースはライフが最大5個までで、1日2レッスンほどしか進めません。

最初のうちはちょうどよかったのですが、サプモンにハマった息子は「もっとやりたいのに!」と不満を漏らすように。
そこで、思い切って有料のベーシックコースへ移行。するとライフ制限がなくなり、1日に4〜5レッスン進めるようになりました。料金は月額2,178円、しかも初回14日間は無料なので、まず試してみる価値は十分です。

無料期間中に利用停止すれば料金はかからず、「0円コース」に戻して継続利用できます。無料期間が30日になるお得なキャンペーンが開催されていることもありますよ!
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1か月無料!
お申込み期限|2025/9/26 (月) 16:59 まで

【対象】ベーシックコース 【決済方法】クレジットカード決済のみ 【利用方法】対象期間中に、スタディサプリの申し込みフォームのお支払情報入力画面で、キャンペーンコード「autumn2509」を入力し、対象コースのお申し込みを完了してください。 ※ 適用にはその他条件があります。必ず公式サイトで詳細をご確認ください。
さらにベーシックコースでは、小学生だけでなく中学・高校の授業も見放題。中学講座の先取りで、英語だって基礎から学習できます。
【検証】夏休みに『0円コース』で1学期の復習はできる?
結論から言うと、夏休みに0円コースで1学期の復習を終わらせるのは「十分可能だな」と感じています。
小1コースの1学期範囲は、算数が全64レッスン、国語が全46レッスンで合計110レッスン。


平均40日間前後の夏休みに毎日利用したとして、ライフ制の0円コース内で取り組めるのはは80レッスン程度。110レッスン全てやり切るのは難しいので、効率よく進める工夫が必要です。
例えば、4月分(数字やひらがななど入学準備レベルの内容)は省略しても、5〜7月目安のカリキュラムを中心に進めていくことで、「たし算・ひき算」や「短文読解」など、1学期の要点をしっかり学ぶことができます。
さらに時間がない場合には、各トピックの『まとめ』と記載のあるレッスンだけに絞って取り組むのがおすすめです。すでに学校の授業で習った範囲ですから、まとめの演習問題に挑戦して理解度をチェックしましょう。

我が家の場合は途中からベーシックコースに変更したので1日4~5レッスン、ライフを気にせずやりたいレッスンに取り組めています。
メインの算数と国語のカリキュラムで物足りない場合は「小1 さんすう どうじょう(全40レッスン)」や、知識を広げる「はっけん」コンテンツも用意されています。
「いきものはかせになろう」「科学はかせになろう」など、遊び感覚で学べる内容が多く、息子も漢字や理科系のクイズに興味を持ち始めました。
息子が漢字に興味を抱き始めていたタイミングで、今回は2学期に習う漢字を少し先取り予習。新しい学びへの好奇心を自然に引き出せるのも、スタサプの魅力だと感じます。
スタディサプリ小学講座『0円コース』を夏休みに使った効果とデメリット
今回スタディサプリを1か月利用して感じた結論は、「夏休みの学習習慣づくりに大満足!」ということ。

特に次のメリットを強く実感!
- 0円コースだけでも十分な学習が可能
- 専用端末が不要で、すぐに始められる
- 基礎レベルで進めやすく、勉強へのハードルが低い
- サプモンやアバターなど、子どもが楽しみながら続けられる仕掛けがある
- 有料プランを選択しても月額2,178円とリーズナブル
- サブスク型で始めやすく、やめやすい

小1コースだけを見るとコンテンツ数はそれほど多くないのと、あくまで基礎レベルの問題に留まっている印象。なのでデメリットを挙げるなら…
- 難易度が高い学習を求める家庭には物足りない可能性
- 手書き問題もあるが数は少なく、紙と鉛筆での学習は別途必要
- 学習以外のことに夢中になってしまう
サプモンなど学習以外のコンテンツに集中しすぎてしまうこともありますが、習慣化のきっかけとしてはプラスに働く面もあります。
教育心理学の研究でも「楽しさ」を伴った学習は、モチベーションを高めて習慣形成を助けるとされています。
ただし学習からの脱線が長すぎると効果が薄れるため、保護者が「あと何分」「キリの良い〇〇まで」と声かけしてバランスを取るのが理想です。
総合的に見て、「毎日コツコツ、少しずつ学習習慣をつけたい」家庭には最適。特に夏休みや冬休みなど、長期休みに集中して使うのにもおすすめです。

夏休みが終わったら有料のベーシックコースは一旦利用停止して、またしばらくは0円コースの範囲内でコツコツ使っていこうと思っています。
次はまた冬休みなどの長期休暇に「ガッツリ使いたい!」と思ったタイミングでベーシックコースも気軽にサブスク利用していくつもりです。
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よくある質問(FAQ)
本記事ではレビュー中心にまとめましたが、0円コースの具体的な仕組みや注意点を網羅した解説記事もあります。合わせてご覧いただくと理解が深まります。

さいごに
小1の息子がスタディサプリ小学講座『0円コース』を約1か月体験してみて、学習習慣づくりや1学期の総復習にしっかり役立つと感じました。
サプモンのガチャを楽しみに取り組むうちに、自然と机に向かうようになったのも大きな収穫。
0円コースは、勉強が苦手な子やまだ勉強習慣が定着していない子でも始めやすく、家庭学習の入り口として十分な価値があります。
お子さんの学びのきっかけづくりに、ぜひ活用してみてください。
教育関連資料の制作に携わった経験や、自宅学習での実践を通じて感じたリアルな効果をもとにご紹介しました。
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