コスパ最高ってほんと！？リニューアルしたスタディサプリ小学講座の特徴とメリット・デメリット

スタディサプリ小学講座は、小学生向けのオンライン学習サービス。

小１講座～小３講座がリニューアル完了し、WEBブラウザを利用した学習はもちろん、手持ちのタブレットに専用アプリをインストールして学べる仕様になりました。

コンテンツもアップデートされて、子どもが１人で学べる仕組みが強化。親のサポート最小限で学力が身につきます。

リニューアル！小１・小２・小３スタサプの特徴

▼リニューアル後の小１～小３講座概要

運営会社	株式会社リクルート
対応教科	【未就学児向け】入学準備 【小１・小２】国語・算数 【小３】国語・算数・理科・社会
使用端末	【アプリ版】タブレット・スマホ 【Webブラウザ版】タブレット・PC
月額料金 ※2025年10月時点・税込	【ベーシックコース】2,178円 ※12ヶ月一括払いの場合月あたり1,815円
難易度	基礎レベル
強み	ベーシックコースなら、小1〜高校までの範囲が学び放題

リニューアルしたスタディサプリ小１講座～小３講座は「子どもが一人でも楽しく学べる」ことをコンセプトにした教材です。

小学校低学年といえばまだまだ親の見守りが必要な時期。そんなお子さんでも、自分の判断で学習が進められる工夫が随所に施されています。

さらに、未就学児の先取り学習教材としても活用可能。
学年選択で「ねんちょう(年長)」を選べば、入学準備向けのコンテンツを学ぶことができます。

今やるべき学習がわかる機能つき

アプリを開いて「うーん、どこからやるんだっけ？」ということがありません。

学習画面で、次に取り組むべき内容が直感的にわかるミッション機能を搭載しているので、迷うことなく学習を進めることができます。

正誤状況に合わせて自動出題（算数のみ）

算数の学習では、子供の理解度や進捗に合わせて自動で問題が出題されます。

これにより、必要な部分を重点的に学ぶことができ、効果的な学習が実現。基礎から応用まで、レベルに合わせた問題を解くことができます。

自動採点で丸付け不要

画像出典：スタディサプリ小学講座

答えは自動で採点され、すぐに結果が表示されます。

そのため、保護者の手間が省けるだけでなく、子供も自分の実力をすぐに確認できます。

まちがえた問題も丁寧な解説があるので、お子さん自身で理解できる作りになっています。

ゲーム感覚で楽しめる仕掛け

学習を進めるとコインが貯まり、ゲーム要素として「サプモン」を育てることができます。

サプモンを成長させたいから勉強を頑張るお子さんも。

手書き入力で確実に学力UP

リニューアル前の小学講座は「書く問題」に対応していなかったため、子どもがきちんと理解しているのかどうか若干不安でした。

今回のリニューアルで、この問題が解決！漢字など国語の問題や算数の回答も書くことができるように。

保護者向けレポート機能で見守り

学習進捗を「まなレポ」（保護者用管理画面）や配信メールでチェックでき、お子さんがいま何を学んでいるのか、ひと目でわかるので安心。

お子さんの学習時間やドリルの正答率などが届きます。

毎日「勉強したの？」と聞かなければならないのは保護者にとっても大きな負担。いちいち確認されるのは嫌がるお子さんも多いでしょう。

スタディサプリ小学講座のメリット

従来のスタサプのメリットも踏まえ、他の教材と比較して際立っているポイントを３つに絞りました。

❶ 先取り学習・戻り学習ができる

スタディサプリといえば、先取り学習・戻り学習ができることが最大の特徴です。

画像出典：スタディサプリ小学講座

従来のタブレットやPCのブラウザを使用したスタサプでは、講義動画は小学1年生から高校3年生まで見放題。

学校のカリキュラムに縛られず、次の学年の内容も先取りして学ぶことができます。

これにより、学校の授業がより理解しやすくなり、自信を持って取り組むことができるようになります。

❷ 圧倒的なコスパの良さ

スタディサプリは、他の通信教育サービスと比較してもコスパが非常に良いです。

タブレット学習で人気の進研ゼミ チャレンジタッチ（小１）と比較すると、約半額で学習できます。

また、公文（小１）の国語と算数を受講した場合の料金と比較すると約1/8です。

それぞれ条件が違うので正確な比較とはいえませんが、スタサプでは高校範囲までの先取り学習ができることを踏まえると、コスパの良さでは断トツでしょう。

料金（税込）※2025年8月調べ
12か月一括払い	毎月払い
月あたり 1,815円 年間 21,780円	月額 2,178円 年間 26,136円

加えて、スタディサプリの受講費は学年が上がってもずっと変わらない定額。

❸ 専用タブレットの購入不要

リニューアル後の講座も、従来のスタサプも、高価な専用タブレットを購入する必要はありません。

家庭にあるタブレットやPCで、すぐに学習を開始できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

スタディサプリ小学講座のデメリット

他社の教材と比較した場合のデメリットを３つご紹介しておきます。

これらを踏まえつつ、お子さんの学習環境やニーズに合わせて最適な選択をしましょう。

❶ 対応しているのは基本教科のみ

スタディサプリ小１講座・小２講座の対応教科は国語と算数のみ、小3講座になると理科・社会が増えますが、英語やプログラミングなど今注目されているプラスαの学習は含まれません。

これは、英語やプログラミングなどの早期教育を希望したり、アートや生活などの補助教科まで取り組ませたい保護者にとっては不便である可能性があります。

一方で、対応した学年の主要科目のみを集中的に強化したいご家庭にとってはメリットでもあります。

幅広い教科を学びたい場合は他の教材を併用する必要があるでしょう。

❷ スマホでは使いづらい

新しいリニューアル版の小学講座はスマホ・タブレット・パソコンに対応しています。

▼利用端末別の動作環境※2025年8月時点調べ

スマートフォンにも対応していますが、実際には小さな画面での操作は非常に使いづらいです。

中高生が移動時間を利用して映像授業を再生したい場合などはスマホでの閲覧も便利ですが、小１～小３講座はドリル形式の演習問題を解いていくスタイルなので積極的に大きな画面で利用することをオススメします。

公式サイトにも、

※手書き機能を活用いただくには、10インチ～11インチの端末ですとより快適にご利用いただけます。

と注意書きがあります。

❸ タッチペンはあった方が良い

リニューアル後の小学講座では手書き入力に対応しているとご紹介しましたが、タッチペンを使用することでより快適に学習を進めることができます。

ペンなしでも利用できますが、せっかく機能として搭載されているので使わせたいところ。

1,000〜2,000円程度で購入できるので、初期投資としておさえておきましょう。

まとめ

小１～小３講座のリニューアルで、スタディサプリ小学講座はアプリを利用した小さなお子さんにも学びやすいスタイルになりました。

通信教育の選択肢は数多く存在しますが、親のサポート最小限で、子どもが一人で楽しく学べる教材として、注目すべきプログラムといえるでしょう。

この教材を使うことで、小学低学年のうちに主要教科の基礎力がしっかりと身につきます。

専用タブレットの購入が不要な点も、通信教育を選ぶ際のハードルを低くしてくれます。家にあるタブレットで始められる手軽さは、多くの家庭にとって大きなメリットとなるでしょう。

お子さまの学びのパートナーとして、スタディサプリ小学講座で新しい学習の形を体験してみませんか？