子どもの地頭を育てるのに良い幼児教材はありませんか?
未就学児のお子さんがいらっしゃる親御さんなら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
WonderBox(ワンダーボックス)は自宅にいながら”遊び”感覚で今話題のSTEAM教育に取り組める、幼児教育のプロが作った教材です。
毎月更新されるアプリのデジタル教材だけでなく、3種類のアナログ教材が月に1回ボックスで自宅に届きます。
多くのユーザーに支持されている点のひとつが、ワクワク楽しみながら学べるトイ教材のラインナップの豊富さ。
この記事では、そんなワンダーボックスの数ある人気トイ教材の中から「カードトラベラー」と呼ばれるシリーズに注目。
カードトラベラーの特徴とおすすめな理由、どんな内容なのか、さらに具体的な活用法などについて詳しく解説します!
子どもの「意欲」「思考力」「創造性」を引き出して育むことに重点を置いて開発された、STEAM教育分野の通信教育です。
STEAM教育とは、S(科学)・T(技術)・E(工学)・A(芸術)・M(数学)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
従来の知識詰め込み型の学びではなく、分野を横断するテーマや課題解決にわくわくしながら取り組む学びとして注目されていて、新しい時代の教育として文部科学省でも推進されています。
毎月、子どもの年齢や発達に応じた新しい教材が届き、楽しく遊びながら学ぶことができます。
WonderBox の特徴をざっくり紹介するとこんな感じです!
- 対象年齢は4歳(年少/年中)~
10歳(小学4/5年生) - 「ジュニア」「ジュニアプラス」「スタンダード」「エキスパート」の4コース
- 自宅のタブレットやスマホで取り組めるアプリ教材は毎月約10種類更新
- キット教材はトイ教材2点&思考力ワークブックの計3教材を月に1回お届け
- 地頭の良い子に育てる学び
- 受講料は月々3,700円(税込)~
国語や算数のようないわゆる教科の学習ではなく、学校では習わないような学びを体験させたい!というご家庭におすすめの通信教材サービスです。
\STEAM教育で楽しく学ぶ/
「カードトラベラー」とは?
カードトラベラーは、ワンダーボックスのトイ教材の一つで、カードを使って楽しく問題を解いていくものです。
「重ねる」「並べる」「組み合わせる」といったカードの特性を活かした問題に取り組みます。
カード遊びを通じて、子どもの「論理的思考力」や「コミュニケーションスキル」を伸ばすことを目的とした教材で、旅をテーマにしたストーリー性のある内容が、子どもたちの興味を引き、自然な形で学びを進められる点が魅力です。
- わくわくのもり(森)
- おどろきのうみ(海)
- のんびりさばく(砂漠)
- どきどきどうくつ(洞窟)
- えいやーかざん(火山)
- るんるんのうえん(農園)
1回に届くのは1種類。
全6回、取り組む問題はそれぞれ趣向が異なるので毎回新鮮な気持ちでワクワク挑戦できますよ。
条件を論理的に整理しながら思考することが必要な問題や、指定の図形を完成させる問題、対戦型のゲームなど、毎月異なるルールのコンテンツに挑戦することで、思考の幅が広がります。
また、ルールには適度に余白があって、「こういう遊び方もできそう!」という発想を引き出し、遊び方もどんどん広がります。
カードトラベラーの特徴・おすすめポイント
学びと遊びが一体化
カードトラベラーは単なる学習教材ではなく、遊びの中で自然に学びが得られる工夫がされています。
シリーズは「子どもが主人公となって様々な場所を旅する」という設定のストーリー仕立てです。各所の特徴を知りながら、カードを使ったパズルやクイズなどの「クエスト」に挑戦します。
ストーリー性があり、毎月違った問題に挑戦できるので学習に飽きることなく楽しめます。
毎月届くカードを収納するケースも、旅行をイメージさせるトランクの形をしているんですよ!
カードゲーム形式で思考力を鍛える
カードを使ったゲーム要素が豊富に盛り込まれており、問題を解決するために「論理的な思考」や「推理力」を駆使します。
「クエスト」と名のつく様々なミッションをクリアする過程で、子どもたちは楽しみながら論理的思考や問題解決のスキルを高めることができます。
また、複数のルールや条件に基づいてカードを配置するため、柔軟な思考力が養われます。
変化する難易度とバリエーション
カードトラベラーの対象年齢は「4歳~/6歳~」などと表記がありますが、どのミッションも段階を追って少しずつ難しくなっていくよう出題が工夫されていて「簡単すぎる」「難しすぎる」で終わらない点が良いです。
未就学児でもきちんと「ひとつの正解」にたどり着ける、ウォームアップ問題からスタート。
練習問題から少し難易度アップ。一筋縄ではいかないミッションで「思考力」を鍛えよう。
大人でも考え込んでしまうようなミッションも。答えはひとつとは限らないかも?
もっと難しくなるように条件を追加したり、制限時間をつくったり、ハードルの高さは自由自在。
クエストは2種類用意されていたり、別のゲームも紹介されていたりと複数楽しめます。
クエストで使わなかったカードの裏面は、キャラクターカードになっています。これを利用したゲームも各種類にひとつずつ載っていて、対戦ゲームなどにも発展できます。
1種類のカードトラベラーで、こんなに色んな挑戦ができるのはすごい!ルールを工夫して幼児から大人まで頭を使える楽しい問題がいっぱいです。
繰り返し遊べる
一度クリアしたカードゲームも、異なる戦略や視点で再挑戦することができるため、繰り返し遊んでも飽きることがありません。毎回新しい発見や学びがあるため、長く楽しむことができます。
また、全6種共通でカード裏面は、ワンダーボックスの様々な教材に登場する個性豊かなオリジナルキャラクターたちの紹介カードになっています。
キャラクターの特徴や紹介を読むだけでもおもしろいのに加えて、全36種類すべて異なるのがコレクター心もくすぐります。
「ちから」「はやさ」「ワンダー」のゲージに振り分けられたポイントや、じゃんけんマーク(グー・チョキ・パー)、6色のカラーリング、矢印(▲)の向きや数など様々な要素が盛り込まれているので、発想力次第でいろんなカードゲームに発展させることが出来ます。
家族や友達と一緒に楽しめる
親子や兄弟、友達と一緒にカードを使ったクイズやパズルに取り組むことができるのも、カードトラベラーの大きな魅力のひとつです。
他の人と話し合いながらミッションを進めることで、協力して解決する楽しさを知り、コミュニケーション力や協調性も育まれます。
大人でも楽しめるレベルのゲーム性があり、家族みんなで楽しむことができます。
持ち運びやすく、どこでも遊べる
カードも台紙も軽くてコンパクトなため、手軽に持ち運べ、外出先などどこでも遊ぶことができます。
他に必要なものが無いので(一部のゲームではコマにする消しゴムなどを用意する必要があります)旅行中や待ち時間など、ちょっとした時間にも活用できるのが便利です。
多様なスキルを育成
カードトラベラーは、単に知識を詰め込むだけでなく、子どもの論理的思考力、記憶力、創造力、発想力、そしてコミュニケーションスキルを総合的に育成します。
例えば、問題解決の際に複数の選択肢を検討したり、人と意見を交換したりする中で、幅広い能力が磨かれるのです。
いわゆる「認知能力」だけにとどまらず、今注目されている「非認知能力」まで身につけるのに役立ちます。
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カードトラベラー全6種の内容
ここからは、カードトラベラー6種類それぞれが実際どんな内容なのかをご紹介します。
現在カードトラベラーには対象年齢が「4歳~」と「6歳~」のもの2種類があり、問題の内容や難易度が多少異なります。今回内容をご紹介するのはすべて「対象年齢:4歳~」版のものです。
対象4歳~向けのものはすべてひらがな・カタカナ表記で、漢字は使われておらず、説明もよりわかりやすくなっています。
それでも大人でも頭を使うようなチャレンジもありますよ!
カードトラベラー:わくわくのもり
カードトラベラー、最初の旅先は「わくわくのもり」(森)。りんごやぶどうなど、全9種類のフルーツの絵の描かれた6枚のカードを使って遊びます。
①フルーツクエスト
まずは6枚のカードを問題用紙の指示の通り当てはまる場所に置いていきます。全部置くことができたら成功!
どこから順に置いていくかは自由です。該当するカードが複数あったりして、あれれ?となってしまいますが、置けるカードが1枚だけの場所を探してそこからスタートしていけばうまくいきそう。
全ての場所の条件を満たしながら置こうとすると、それぞれに置けるカードは1枚に定まります。
指示通りに6枚をすべて並べると下の画像のようになります。まずはこれが出来れば第1ミッションクリア!
カードを並べられたら、並んだカードを使って「おまけ問題」にチャレンジします。
4つが一直線に並んでいる
フルーツの種類を探そう
4つが正方形の形に並んでいる
フルーツの種類を2つ探そう
すぐに見つけられましたか?
下に答えを載せておくので興味のある方は開いて見てみてください。
※ 2つのおまけ問題のこたえ
4つが一直線に並んでいるのはもも。正方形の形に並んでいるのはぶどうとみかんでしたね。
大人でも結構時間のかかった方もいるのでは…?
誰が最初に見つけられるか、競い合ったりするのも盛り上がりそうです。
【参考】対象年齢:6歳~版の問題
難易度アップした6歳以上が対象年齢となるカードトラベラー:わくわくのもりのフルーツクエストはこんな内容です。
配置できるカードの条件がシンプルになる分、当てはまるカードも多くなってしまうので、より様々なパターンを考慮しながら正解を導き出す必要があります。
当てはまるものが多い条件の場所よりも、「ももがあって、キウイが無い」といった置けるカードが絞られる場所を探して解き進めると良いですよ。
②フルーツみつけゲーム
好きなカードを3枚選んで、どのカードにもあるフルーツを見つけよう!という単純な遊びです。
ランダムにどのカードを選んでも3枚ともに共通するフルーツが必ず1個あるようになっているんですね。
10秒で見つけられるか挑戦してみましょう。
誰が先に見つけられるか、2人以上で一緒に挑戦してみるのもおススメです。
英語の勉強も進めている子なら、出てくる9種類のフルーツの名前は答えるとき英単語(Strawbery、Apple、Bananaなど)で言ってみよう!というアレンジも。
分野横断型学習を意識すると幅が広がります。
③3しょくダンジョン
3つめはカードの裏・キャラクターの面を使って遊べる迷路です。
6枚のうち3色のカードを選んで、選んだ色と同じ色の敵だはけ倒して進めるようになる、というルール。
一方通行の箇所はあるものの迷路自体は単純ですが、手持ちの色と見比べながら通れる道を探らなければいけません。
異なる3色の組み合わせ次第で、何度も繰り返し遊べるようになっています。
好きな色やキャラクターで選んでみたり、ランダムに選んでみたり、いろんな組み合わせで迷路の手応えの変化を楽ししみましょう。
お友達と対戦する場合は、3枚ずつに分けたカードで「どちらがゴールまでにより多くの敵を倒せたか」などを競ってみるのもアリです!
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カードトラベラー:おどろきのうみ
続いて旅するのは「おどろきのうみ」(海)。カラフルにいろいろな図形の描かれた6枚のカードを使って遊びます。
①マーククエスト
6枚のうち、5枚のカードを使って赤い★マークを5つ完成させるように配置するゲームです。
赤い★マーク5つを完成させると中央に出来上がるマークは・・・?
赤い★マークの大きさが全部違うので、これは結構かんたん!落ち着いて星の形を完成させていけば、どんな順番に置いても大丈夫ですよ。
すべて置けたら下の画像のようになります。
水色の大きな★マークが出てきましたね。赤い模様がどこにもなかったカードが余りの1枚です。
並べたカードはそのままにして、残ったカードを使った「おまけ問題」にもチャレンジしましょう。
残ったカードで💛を作って
出てきた矢印が指すマークは?
残ったカードで👑を作って
出てきた矢印が指すマークは?
こちらも最初と同様に図形の組み合わせでマークを完成させて謎を解く問題ですね。
きれいに組み合わさるパターンはどちらも一通りずつしかないので、これも比較的かんたんにクリアできると思います。
例えば【おまけ問題②】
オレンジ色の王冠のマークを完成させると次の画像のようになります。
浮かび上がってきた水色の矢印の先をたどって…もう答えはおわかりですね?
【参考】対象年齢:6歳~版の問題
難易度アップした6歳以上が対象年齢となるカードトラベラー:おどろきのうみのマーククエストはこんな内容です。
カードの配置が4歳~版とは異なり、解答も選択式ではなく「書いてみよう!」となっています。
2問目のクエストも、4歳~版のおまけ問題と内容はほぼ同じですが、問題文をよく読んで順を追って取り組んでいく必要がありますね。
続いて紹介されている2つめのゲームは、4歳~・6歳~共通のものです。
②ダイヤメイクゲーム
重ならないようにカードを並べて、ダイヤ♦のマークを作る問題。
まずは全部で5個つくるのに挑戦してみましょう。できたら6個、7個にも挑戦!
カードは全部で6枚あるので、1枚合わせるごとに1個ずつ♦マークを完成させていけば最初の目標の5個はすんなりと完成させることができるでしょう。
限られた枚数を駆使してのチャレンジなので、6個・7個となるとかなり試行錯誤を繰り返さないと達成できません。
とたんに大人でも頭を抱える難しいゲームに早変わり。
7個のダイヤを同時に完成させるのに、編集部スタッフも10分以上かかってしまいました…!
③じゃんけんすごろく
思考力問題の次は対戦ゲームにも挑戦してみましょう。ここまで使ってきたカードの裏・キャラクターの面を使って「じゃんけんすごろく」で遊ぶことができます。
2人でカードを出し合って、「グー・チョキ・パー」のマークを使ってじゃんけん対決をします。
進めるマスの数は、それぞれのカードに記載された「はやさ」のポイント数だけ。先にゴールした人の勝ちです。
みんながルールを守らないと遊びが成立しないし、何より楽しく遊べませんからね。
用紙にはマスが10個しかないので、対戦がすぐに終わってしまうかもしれません。終わるのが早すぎると感じた場合は、マスの数を増やしたオリジナルの台紙を作ってみるのも良いかもしれませんね!
【参考】対象年齢:6歳~版の問題
小学生向け(6歳~)対象のカードトラベラー:おどろきのうみには、「じゃんけんこいこい」というもう少しルールの複雑化した遊びが載っています。
ワンダーボックスを開発しているワンダーファイ株式会社の公式YouTubeアカウントにて、このゲームの詳しい解説動画が公開されているので、興味のある方はご覧ください。
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カードトラベラー:のんびりさばく
「のんびりさばく」(砂漠)にやってきました。バラバラの6つの数字と砂の模様が描かれた6枚のカードを使って遊びます。
①ナンバークエスト
背景に砂の模様が描かれている数字が指示通りのまとまりになるように、カードを並べて配置する問題です。
台紙には既に赤の8が描かれているので、隣に置くカードは自ずと「左側に青の6が描かれているもの」と決まります。
すると置いたカードの右側には緑の2があるので、さらに繋げて置けるカードは「左側に青の3が描かれているもの」と判ります。
・・・というように、手掛かりを頼りに1枚ずつカードを置いていき、6枚を全て配置できればOKです。
カードの配置が終わったら、数字とひらがなの照らし合わせで「大正解」を導き出しましょう。
お子さんが難しそうにしていたら、すぐに答えを教えるのではなく少しずつ考え方のヒントを出して誘導してあげましょう。そして、正解に辿りついた時にはたくさん褒めてあげてください。
②ナンバーゲーム
2つめは、同じ数字のペアをつくりながら6枚のカードをすべて重ならないように置いていくゲーム。
このナンバーカード6枚さえあれば、場所を選ばずどこでも簡単にできるのが良いですね。
正解パターンが多く、カードが置けなくなってしまうようなことは無いので簡単に取り組めます。
「30秒でできたら、すごい!」と書いてありますが、慣れてきたら20秒・15秒・・・とハードルを上げていくのも良いと思います。親子や友達同士でタイムを競い合うのも面白いですね!
簡単な足し算ができるくらいの子でしたら、「同じ数字のペア」⇒「足したら10になる数字のペア」などと変更してチャレンジしてみるのはどうでしょうか?
「合わせて10になる足し算の組み合わせ」を頭の中ですばやく考えて対応するカードを探す必要があります。
数字の色も3パターンあるので、それを使った遊びも考えられそう。発想次第でいろいろ楽しめますね。
③れんそうゲーム
カードの裏・キャラクターの面を使う、今回3つ目のゲームは「連想ゲーム」。
好きなカードを2枚選んで、そこに描かれたキャラクターから連想するコトバをどんどん出して、もう1枚のキャラクターへとつなげていきます。
単純な連想ゲームです。ワンダーボックスオリジナルのキャラクターたちについては、イラストや紹介文を読んでイメージを膨らませて臨みましょう。
大人からすると「なんで?」と思ってしまうような連想でも、お子さんにとっては考えて絞り出したコトバです。違うよ、と否定しないで寛容に自由な発想を尊重しましょう。
カードトラベラー6種類分のカードをすべて合わせると36枚。「のんびりさばく」のカードだけでなく、豊富なキャラクターカードを使えばいろいろな組み合わせで飽きずに何度もチャレンジできそうです。
家族やお友達と一緒に取り組む事で「そんな連想もあるんだ~」という発見も多くなり、語彙力も増え、さらに楽しめるのではないでしょうか。
カードトラベラー:どきどきどうくつ
今度は「どきどきどうくつ」(洞窟)の中を探検する旅です。迷路のような洞窟の道が描かれた6枚のカードを使って遊びます。
①メイズクエスト
カードを組み合わせて、スタートからゴールまで道をつなげるパズルゲーム。
スタート地点とゴール地点を変えながら、徐々にレベルアップしていく問題にチャレンジします。
載っているのはおまけ問題も含めて全4問。
カードを回したり、位置を入れ替えたりすることで道のつながり方が変わるんですね。
レベル3からは特に難しくなりますが、ヒントがあるので最初の2枚はすぐに決まります。ただし、カードを置く向きで道が変わってしまうのでやはり試行錯誤は必要です。
一回通った場所は再度通れない条件付きなので、「青い宝石を全部拾うために、青い宝石が左右の端になるように置いてはダメ」というルールに気づけると、自ずとカードの置ける場所が限定されていって答えを導きやすくなります。
レベル3の問題の答えは以下のようになります。モグラとヘビのいるカードに始まり、きちんと1本道で青い宝石をすべて回収できました。
【参考】対象年齢:6歳~版の問題
難易度アップした6歳以上が対象年齢となるカードトラベラー:どきどきどうくつはこんな内容です。
メイズクエストには距離の短いウォーミングアップ問題が無く、ヒントの数も少なくなっていますが、基本的な内容はほぼ変わりません。
「スライドメイズゲーム」という、4歳~版には載っていないゲームの紹介もあります。
②ほうせきあつめゲーム
ランダムに選んだ4枚のカードを使って宝石をより多く拾える道を探すゲームです。
どの4枚を選ぶか、どの向きで置くか、どの順番で置くかによって出来上がる道順は様々です。何通りもあるので、繰り返し遊ぶことができます。
ルールがものすごくシンプルで余白たっぷりなので、発想力を鍛えるつもりでいろいろアレンジゲームも考えてみるといいですよ。
たとえば・・・
- 並べるカードの数を5枚、6枚と増やしてみたら?
- 2人で3枚ずつカードを取って、どちらがより宝石を多く拾える道を作れるか勝負!
- 青い宝石は1点、赤い宝石は2点などポイント制にすると?
- いちばんたくさん宝石を拾える道をつくったら、何個集まるかな?
編集部で考えたオススメの追加ルール案を載せておきました。参考にしてみてくださいね!
③やじるしパズル
3つめは、カードの裏・キャラクターの面を使うゲームです。
カードに描かれている矢印マークを使って遊びます。台紙は必要ないので、カード6枚さえあればどこでも挑戦できますよ。
置いてあるカードの矢印マークが指している場所にしか、次のカードは置けません。横に3枚・縦に2枚の長方形のカタチになるように置いてみましょう。
矢印マークは上下左右と各斜め方向の8ヶ所のうち、カードごとにランダムで4ヶ所ずつ記されています。
ルールに従ってカードを置く場所を選びつつ、更に次に置くカードのことまで考えてどのカードから順に配置するか決めなくてはなりません。
シリーズの他の月に届いたカードも同じように利用できるので、いろいろな組み合わせで挑戦してみましょう。
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カードトラベラー:えいやーかざん
続いての旅先は「えいやーかざん」(火山)。ひらがなの文字や、赤・緑・オレンジの矢印などが描かれたカード6枚を使って取り組みます。
①アロークエスト
指示の通りにカードを配置していく、このシリーズおなじみのゲームからはじまります。
カードに描かれた矢印が、同じ色の●の方向を指すようにすべて並べて置こう、というもの。
赤・緑・オレンジの順に難易度がレベルアップしていきます。「おどろきのうみ」に出てきた「マーククエスト」にも似ていますね。
赤い●は6つすべて台紙に描かれているので、それぞれ対応する場所に矢印があるカードを見つけて置いていくだけ。簡単です。
緑の●は台紙にひとつだけ。まずはそのそばに置けるカードを探して置いてみて、順に当てはまるカードを見つけていきましょう。
オレンジの●は最初から描かれているものがひとつもないので難関です。手がかりが見つかるまで試行錯誤繰り返してみる必要があります。が、ヒントを頼りにすれば確実に置ける1枚がわかるので、芋づる式に正解へたどり着けるはず。
3問すべての答えは下記の載せておきます。興味のある方は開いてみてくださいね。
※ アロークエスト3問のこたえ
すべての赤い矢印が、それぞれ違う赤い●を指すように並べる
すべての緑の矢印が、それぞれ違う赤い●を指すように並べる
すべてのオレンジの矢印が、それぞれ違う赤い●を指すように並べる
黒い矢印が指すひらがなを読むと・・・こたえは「まくら」ですね。
②やじるしフレンズ
2つめは台紙は使わず、カード6枚だけを使って遊べるゲームです。
矢印の目と目がまっすぐ向かい合うようにペアを作りながらカードを置いていきます。
カードが6枚あるので、ひとつずつペアを作りながら置いていけば5個はスムーズに完成します。6個作るのはちょっと難しいかも?
これも答えの一例を下に載せておきます。隠してあるので、興味のある方は開てみてくださいね。
やじるしフレンズ ペア6個完成の一例
③カードでやまのぼり
3つめは、カードの裏・キャラクターの面を使って山登りゲームに挑戦します。
ふもとのスタートから、頂上のゴールまで、たくさんのマスが連なって道が続いています。一見すごろくのような見た目ですが、サイコロは使わず、持っている6枚のカードの「ちから」のポイント分だけコマを進められるルールです。
普通のすごろくとの決定的な違いは、サイコロを使った運任せではなく、1~5までどのポイントのカードを出すか(何マス進めるか)を「自分で決められる」という点。山道もよく見ると1本道ではなく、途中で枝分かれしていて、近道や遠回りを選びながら進むことが出来ます。
青いギザギザで囲まれたマスに止まると、一度出し終えたカードを2枚まで選んで手持ちに復活させることができます。
つまり、いかに良いタイミングでギザギザマスに止まって、カードを使い切らず山頂までたどり着けるか、というゲームなんです。
一度でたくさん進むのが良いわけでも、必ず近道を通ればいいわけでもなく、ギザギザマスまでのマス数と手持ちのカードのポイントを比較しながら効率よく手札を回収できるルートを選んで進みます。
持ち手のカードを少なくすればするほど、きちんと先を読んで調整しながら進めないと手詰まりになってしまいます。5枚、4枚、3枚と数を減らして難易度アップしたゲームも楽しんでみてください。
カードトラベラー:るんるんのうえん
カードトラベラーもいよいよ最後の旅!「るんるんのうえん」(農園)にやってきました。野菜の絵と、ツルでできた道のようなものが描かれた6枚のカードを使います。
①ベジタブルクエスト
カードを組み合わせて、指示の通りに同じ野菜同士を緑の線でつなぐパズルゲーム。「どきどきどうくつ」の「メイズクエスト」のおさらい問題のような感じです。
ピーマン同士、トマト同士、キャベツ同士・・・出題順にカードをおいてクエストをクリアしていき、上の画像のようにすべて並べることができれば成功です。
ひとつずつ解決していけば、次第に置くカードの選択肢も減っていくので、そこまで複雑な問題ではありません。
最後のキャベツの道はぐねぐねだけど、ちゃんと繋がっていることを指でたどって確認してみましょう。
比較的簡単な問題なので、つなぐ野菜の種類を変えてみるなどして難易度調整しながらいろいろチャレンジしてみると良いですよ。
②ハーベストクエスト
2つめは、カード上に描かれたいくつかの野菜を緑の線で囲い込むように配置するゲーム。用紙には2つの問題が書かれています。
① 3つのニンジンを緑の線で囲もう!
② 4つのブロッコリーを緑の線で囲もう!
ブロッコリーに挑戦してみましたが、なかなか全てを囲み切れず時間がかかってしまいました。上の画像でOKですよね・・・?
こちらも、せっかくなのでサツマイモやタマネギも全て囲うことができるか挑戦してみたいですね。
③しんげきバトル
最後にご紹介するのは、カードの裏・キャラクターの面を使った対戦ゲームです。別に1枚付属している対戦用シートを利用して2人で遊びます。
ルールをざっくりまとめると・・・
- お互いの陣地に3枚ずつカードをセットしてスタート。
- カードは、描かれた矢印が指す方向にひとマスずつシートの上を動かすことが出来ます。2人交互に進めていきましょう。
- 動かした先に相手のカードがあった場合、シート上の空いている場所どこにでも動かすことが出来ます。
- 自分のカードどれか1枚が、相手の陣地まで辿り着いたら勝ち!
ここまでカードトラベラーシリーズで届いた全36枚のカードすべてが利用できます。
好きなキャラクターを選んだり、矢印のバリエーションで選んだり、まったくのランダムでもOK。組み合わせを変えて何度でも取り組めます。
ここまでカードトラベラーの様々なクエストや問題を紹介してきましたが、どれもゲーム性に溢れ、楽しみながら様々なスキルを伸ばしていくことの期待できる教材でした。
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カードトラベラーの具体的なおすすめ活用法
友達や兄弟と一緒に楽しむ
カードゲームの魅力のひとつに「遊びながら、対人関係が学べる」点があります。
カードトラベラーは一人でも楽しめますが、友達や兄弟と一緒に遊ぶことで、さらにコミュニケーションスキルが高まります。チームを組んで協力したり、対戦形式で競い合ったりすることで、楽しさも倍増します。
複数人で遊ぶカードゲームは、途中で簡単にリセットすることはできません。我慢強さや忍耐力も育むきっかけになることでしょう。
定期的に親子でプレイする
家族の時間として、週末や夕食後などにカードトラベラーを使って親子でプレイする習慣を作るのがオススメです。「五感が鍛えられる」などアナログならではの利点があり、積極的に家族のだんらん・リラックスタイムに取り入れると効果的です。
家族間なら子どもが主体的に考えながら進められるので、保護者が適度にサポートしながら一緒に楽しむことができます。
お子さんの年齢や能力に合わせてルールを柔軟に変更できるのもカードトラベラーの使いやすいポイントです。
結果や進捗を共有し、達成感を得る
遊びを通していろんな感情と向き合うことも、子供にとって貴重な経験となります。
「うれしい」「楽しい」はもちろん、「悔しい」「悲しい」「腹が立つ」といった感情を経験する中で負の感情をコントロールすることも学ぶことができます。
ゲームを進める中で、子どもがどのくらいのスピードで問題を解決できたか、どのミッションをクリアしたかを記録することで、達成感を得やすくなります。また、その進捗を保護者と共有することで、さらなるモチベーションにつながります。
達成感は自信につながり、ひいては自己肯定感を高めるための重要な要素にもなります。
外出時のアクティビティとして活用
コンパクトなサイズのカードトラベラーは、持ち運びに便利なので、外出時や旅行中に持参して遊ぶことも可能です。
移動中や待ち時間など、どこでもパッと学びの場に変えることが出来るのでオススメです。
よくある質問
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ワンダーボックスの魅力とは
思考力・創造力を育む
ワンダーボックスがその他多くの通信教材と異なる点は、子どもの思考力や創造力を育むことを目的とした教材であること。
遊びながら学べる
ワンダーボックスは、子どもたちの好奇心を引き出す工夫や設計が豊富な教材です。
ゲーム感覚で取り組める教材が多く、楽しみながら飽きずに学習を続けられます。
多種多様な教材
アプリ教材、トイ教材ともに種類がとても豊富で、注目されるSTEAM教育をはじめとする様々な分野の学びに触れることが出来ます。
パズルやロジックゲーム、実験キット、プログラミングやサイエンスのアプリ、アートプロジェクトなどなど、多様な教材を通して、思考力や問題解決能力を養います。紙や木材などでできた教材は、手を使って考えることでより深い理解を促します。また、自由な発想で取り組める課題が多く、子どもの創造性も刺激します。
アプリで学んだことをトイ教材で実践するなど、教材同士を組み合わせることで学びの幅が広がるものもあります。
学習習慣を育む
毎月違った内容に取り組める
毎月更新されるアプリコンテンツ、そして毎月異なる教材が手元に届くことで、子どもは常に新しい課題に挑戦できる環境が整います。
これにより、飽きることなく学習を継続できるため、自然と学びの習慣が身に付きます。
年齢をベースにしたカリキュラム設計
学年ではなく年齢をベースに、お子さん一人一人が、それぞれの年代の発達段階において大切なことを楽しみながら、感じ、考え、吸収していけるよう意識したカリキュラムが設計になっています。
受講開始月時点の年齢を元にして最適なコースではじめられ、受講期間に応じて徐々に難易度が上がっていくよう工夫されているので、無理なく学習を進めることができます。
適切な難易度やテーマを保ち、長期間にわたって学び続けられる点が魅力です。
IQや学力への効果も実証されている
ワンダーボックスは、単に知識を詰め込むのではなく、子どもたちの「考える力」を育むことを重視して設計されています。学力向上というよりは、思考力や創造力を育むことを目的とした教材です。
しかしながら、「意欲」や「思考力」が育つことで、学んだ知識・スキルを応用でき、全ての学びがより有意義なものとなり、学力向上への相乗効果が見込まれます。
実際に、「思考力を引き出す」ことを目的に制作された知育アプリ教材「シンクシンク」が、結果として子どもたちのIQや学力を大きく伸ばしたことが、慶應義塾大学とJICAとの共同実証実験において、証明されています。
※このシンクシンクの有料コースの内容は「シンクシンク+」という教材としてワンダーボックスに含まれています。
まとめ
本記事では、「カードトラベラー」のおすすめポイントと活用法ご紹介しました。
カードトラベラーは、ワンダーボックスを受講することによって体験できるトイ教材のほんの一部です。ワンダーボックスには他にも数多くの魅力的なトイ教材があり、毎月様々な分野の教材に取り組むことが出来ます。
幼少期のお子さんにとって最も大切な「素養」(意欲や地頭、と呼ばれるようなもの)を引き出すことに重点おいて、幼児教育のプロチームによって作られた豊富な教材たち。
論理的思考、創造力、問題解決能力など、21世紀に求められるスキルを自然に身につけられ、これから先の全ての学びの「土台」となる力を育てる手助けに、ワンダーボックスはとても心強い教材です。
家庭での学びのサポートに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
- お申込み後すぐに年代に合った最新のアプリ教材3つが無料で体験できるパスコードを発行
- ワンダーボックスの魅力がたっぷり詰まった保護者の方向けパンフレットをお届け
- 年齢に合わせた体験教材(思考力ワークブック1冊)もプレゼント
子どもの「意欲」「思考力」「創造性」を引き出して育むことに重点を置いて開発された、STEAM教育分野の通信教育です。
STEAM教育とは、S(科学)・T(技術)・E(工学)・A(芸術)・M(数学)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。
従来の知識詰め込み型の学びではなく、分野を横断するテーマや課題解決にわくわくしながら取り組む学びとして注目されていて、新しい時代の教育として文部科学省でも推進されています。
毎月、子どもの年齢や発達に応じた新しい教材が届き、楽しく遊びながら学ぶことができます。
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