ドワンゴが提供する学習アプリ、N予備校。
プログラミング、大学受験、WEBデザイン、動画クリエイターなどがオールインワンですべて学べるのが特徴で、月額1,100円という安さが話題となっています。
そんなN予備校ですが、ネットでの評判がどうなのかを知りたい人もいると思います。
※主に大学受験の目線で解説します。
- N予備校は、生授業で講師と直接やりとりができる
- アーカイブ授業は何度でも見られる
- 質問掲示板で気軽に質問できるのもメリット
- 大学受験においては、スタディサプリとの併用もおすすめ
N予備校公式HP:https://www.nnn.ed.nico/
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N予備校の大学受験の口コミ
ネット上で見られた、N予備校の評判をまとめてみました。
あまり多くの口コミは見つかりませんでしたが、参考となるものをいくつか紹介します。
生放送授業が非常に役に立つ
N予備校の有名予備校からやって来た講師の生放送授業が非常に役立ちます。
— さわだ@島留学in海士町 (@cu_rito) January 30, 2019
N予備校の授業は、生放送授業です。
生放送授業のメリットは、オンラインでありながら、講師と生徒の双方がコミュニケーションを取れるという点です。
自習だけではわかりにくいところを明らかにすることができます。
世界史が面白い
息子の休校も今日で終わり。その間ずっとN予備校の世界史の授業を視聴していた(ありがたいことに無料)。めっちゃ面白くて、ついつい私も聞き入ってしまった。茂木誠先生、タダモノではない。
— 俵万智 (@tawara_machi) May 24, 2020
N予備校の授業は面白く、どんどん学習を進められたということがわかります。
勉強は面白いと感じられることが、学力アップのために有効です。
授業時間が長い
N予備の授業、なんか冗長だなー
— さとうあみ (@sugar_net_512) May 11, 2018
N予備校の1回の授業時間は、カリキュラムを見てみると1時間〜1時間半のものが多いようです。
他のオンライン学習サービスでは、1回30分程度の授業時間のものもあるため、それに比べると授業時間が長いといえます。
授業時間が長いと集中が途切れてしまう、という方には向いていないかもしれません。
N予備校のメリット
他の学習アプリや参考書などと比較して、N予備校を使うメリットは何があるのでしょうか。ここでは、N予備校の強みと思われる部分をまとめて紹介します。
月額1,100円という安さ
N予備校の最大のメリットともいえるのが、学費の安さです。
月額料金1,100円(iTunes Store 決済の場合1,300円)で、大学受験だけでなくプログラミングやWebデザインのコースまで受講できます。
予備校の授業料は年間30万円以上が相場とされる中、N予備校なら年間13,200円で大学受験の準備ができるかもしれません。
定額制なので、大学受験に向けた出費を計画的に用意できるのもメリットといえます。
生授業で講師と直接やりとりができる
N予備校ではライブ配信をリアルタイムで受講できる生授業があります。
授業を受けながらチャットで先生に質問できるので、対面授業とおなじようにリアルタイムでの学びが可能です。
また、N予備校の生授業では、クイズにコメントで参加したり、答案の写真を講師に送ってその場で採点してもらえたりします。
生徒参加型の授業なので、勉強に苦手意識がある人にもオススメです。
アーカイブ授業は何度でも見られる
N予備校では過去の生授業を「アーカイブ動画」として何度でも受講できます。
スマートフォンで手軽に視聴でき、時間や場所を気にする必要がありません。
部活が忙しくても自分のペースで勉強ができます。
すきま時間に勉強できるだけでなく、1年間の授業を一気に視聴できるのもメリットです。
短期間で成果をあげたい、過去の学習を総復習したい人には有効なシステムといえるでしょう。
また、学習の定着確認にもアーカイブ動画は役立ちます。
授業はレベル別に分かれている
N予備校の大学受験コースは科目数が豊富なだけでなく、レベルも3段階に分かれています。
- 基礎を固めるベーシックコース
- 共通テスト・私大向けスタンダードコース
- 難関大学を目指すハイレベルコース
N予備校では、科目ごとに自分でコースを選択できるのが特徴です。
自分のレベルや目標に合わせて柔軟にコース選択できるので、モチベーションが維持しやすい環境を用意できます。
質問掲示板で気軽に質問できる
N予備校ではいつでも質問できる掲示板(フォーラム)があります。
チャット形式で質問したり、教材からワンタッチで質問したり気軽に活用できるのがメリットです。
誰かの質問に回答することで、自分の理解度が深められるでしょう。
フォーラムの質問は生徒だけでなく、内容によっては講師が回答してくれる場合もあります。
質問掲示板は、全国のN予備校生徒たちと交流できる場でもあります。
同じ目標に向かう仲間とやる気を高めあう機会にもなるでしょう。
N予備校のデメリット
N予備校が他のサービスと比べて残念なところは、テキストの印刷ができない点です。
N予備校の教材はPDFでダウンロードできないので紙のテキストを印刷できません。
学校の勉強で教科書を使用している学生は、デジタル上での勉強を不便に感じるようです。
しかし、教材そのものがスマートフォンやPCで操作しやすいようになっています。
問題の正誤が自動保存されたり、進捗度が自動で記録されたり学習をサポートできる仕様といえるでしょう。
N予備校とスタディサプリの比較
N予備校とよく比較されるのが、神授業で有名な「スタディサプリ」です。
ここでは、N予備校とスタディサプリ(通称:スタサプ)を比較して分かったことをまとめます。
どちらも大学受験を意識した内容
スタサプとN予備校は、どちらも大学受験対策に対応した内容です。
それぞれ、志望校のレベル別にコースが用意されています。
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どちらも3段階ですが、微妙に対応するレベルが異なるようです。
どちらも有名予備校出身の講師が揃っている
スタサプもN予備校もプロ講師がそろっています。
大手有名予備校で指導した経験があったり、書籍を出版していたりと実績にも問題ありません。
共通しているのは、各科目の講師が教材を執筆、または監修していることです。
オリジナルのテキストに合わせた授業を受けられるので、一貫した教育が受けられるでしょう。
どちらも長期休暇には特別講座が開催される
スタサプもN予備校も長期休暇に特別講座が開催されてきました。
スタディサプリでは、夏期と冬期特別講習が用意されています。
「共通テスト対策」と「志望大対策」があり、特別講習受講者限定の授業もあります。
N予備校では、2018年に夏の特別授業を開催していたようです。しかし、それ以降は公式サイトで発表されていません。
スタディサプリは録画した映像で、N予備校は生のライブ授業
スタサプとN予備校の授業スタイルは異なります。
スタディサプリの授業は、あらかじめ録画された授業動画を視聴するスタイルです。
N予備校の授業は、ライブ配信を視聴できます。
その場で講師に質問することもできるので、対面式の授業に近いかたちで参加できるでしょう。
どちらもアーカイブ配信は視聴し放題となっています。
志望校対策講座は、スタディサプリにはあるが、N予備校にはない
スタサプもN予備校も、大学受験を意識した内容になっているものの用意されている講座は異なります。
たとえば、志望校対策講座。
スタディサプリには用意されていますが、N予備校にはありません。
スタディサプリで用意されている志望校対策講座は以下の通りです。
- 東京大学
- 京都大学
- 一橋大学
- 北海道大学
- 東北大学
- 名古屋大学
- 大阪大学
- 九州大学
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 国公立大学
- 私立大学
テキストの印刷は、スタディサプリでは可能だが、N予備校では不可
スタサプとN予備校では、講師オリジナルのテキストを使用しています。
スタディサプリでは、全てのテキストが無料ダウンロード可能です。
自宅のプリンタで印刷することもできるので、紙のテキストに書き込みながら授業が視聴できるでしょう。
N予備校のテキストはダウンロードができないので、印刷はできません。
どうしても印刷したい場合は、パソコンでPDFファイルに変換したりスクリーンショットを撮影する必要あります。
N予備校はプログラミングやWebデザインなども学べる(とても人気)
N予備校の大きな特徴は、月謝を払うと大学受験以外の講座も受講できることです。
プログラミング・Webデザイン・動画クリエイターの勉強も本格的に学べます。
2024年度に実施する大学入学共通テストから「情報」が追加されると決定しました。
そのため、プログラミングを必要と感じる子どもが増加し、大人気となっています。
料金はN予備校の方が安い
スタサプとN予備校の料金を比較してみましょう。
月あたり1,815円
※12か月21,780円を一括払いした場合 |
月額 1,100円 |
(2024年6月時点調べ・価格はすべて税込)
N予備校とスタディサプリでは、N予備校の方が料金が安いです。
スタディサプリが月額2,178円であるのに対し、N予備校は月額1,100円ですべてのサービスが利用できます。
月額費用の中に、教材費や授業料が含まれているため、基本的に追加の費用はかかりません。低価格であるため気軽に始められて、塾との併用も可能です。
短時間でサクッと勉強したいならスタディサプリ
スタディサプリは1回の授業が約15分で構成されています。
忙しい学生でも、スキマ時間を活用して効率よく学習を進められるのが特徴です。
一方N予備校は、1回の授業が約1時間〜1時間半と長いです。
どちらもプロ講師による授業が受けられますが、短時間でサクッと勉強したいなら、N予備校よりスタサプが適しています。
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生授業でしっかり理解したいならN予備校
じっくりと学習を進めていきたい人にオススメなのはN予備校です。
N予備校の授業は、1回約1時間〜1時間半と授業時間が長いです。
1コマが短時間の授業を受けたい人には向いていませんが、生授業の「リアルタイムで参加しているライブ感」があり、プロ講師による時間をかけた詳しい解説を聞くことができます。
講師に直接質問できるだけでなく、コメントやクイズなど参加型の授業スタイルです。
知識を一気に学ぶというより、楽しみながらじっくり理解していける内容といえるでしょう。
生授業でしっかりと理解したいという人には、N予備校がおすすめです。
N予備校に関するよくある質問
講義の無料体験はある?
N予備校では、講義の無料体験が可能です。
公式サイトから無料の会員登録をすることで、一部の講義を無料で視聴できます。
少しでも興味を持っている方は、まずは無料体験授業を視聴して、入学を検討するとよいでしょう。
授業料の返金や保証はある?
N予備校には成績保証はありません。
また返金保証制度もないため、入学後はクーリングオフを除き、返金も受けられません。
したがって、無料体験授業を視聴したうえで、しっかりと検討してから入学する必要があります。
N予備校の講師にはどんな人がいる?
N予備校で講義を行っている人気講師の方々から一部をご紹介します。
中久喜匠太郎
「日本人が英文を正しく読むために必要なこと」の模索を英語講師としての第一目標に掲げ、代々木ゼミナールのオリジナル単科ゼミや、サテライン講座の講師を歴任しています。
2016年、N予備校の立ち上げに参加するために完全移籍しました。
実践的な英文読解指導は、受講者から絶大な支持を得ています。
高橋廣敏
論理構造を見抜き、文章の本質を把握した上で解答に至るプロセスを丁寧に説明する講義は、全国の受験生から圧倒的な支持を集めています。
著書に、『現代文 客観問題が面白いほどとける本』、『現代文 記述問題が 面白いほどとける本』などがあります。
松本恵介
オリジナル講座「燃える日本史(通称モエニホ)」は、成績があがる学習の鉄則である、思考→理解→暗記を形にした講座です。
軽快なトーク、小劇場、図、イラストを用いたネタ満載の工夫あふれる授業は、歴史の流れを理解することから知識を暗記できるところまで一気に突き進み、受験生から絶賛されています。
森田亮一朗
20代から大手予備校の教壇に立ち、1年目から東大・京大クラスを任せられるほど絶大な支持を得ています。
現在も最上位クラスから基礎クラスまで幅広く担当し、どのクラスでも「生物が楽しくなった」という声が多発している人気講師です。
坂田アキラ
数学 IA・IIB・IIIの担当講師。
1996年から予備校業界で活躍するベテランです。
笑いを誘う巧みな話術が人気で、芸術的な板書は「革命的講義」と話題になりました。
生徒からの評判もよく「授業がわかりやすい」との声が多く寄せられています。
茂木誠
世界史の担当講師。
自らの指導経験を活かして作成した世界史の教材を「もぎせか資料館」で公開しています。
歴史上の人物になりきっておこなう授業が特徴で、レベルに関係なく世界史に興味を持つ生徒が後を絶ちません。
三浦淳一
英文法 ・ 英作文の担当講師。
大学受験を指導して20年になるベテランで、基礎から最難関レベルまでに対応するオールラウンドな授業ができます。
講師だけでなく、参考書の解説執筆、受験情報誌での連載など幅広く活躍中です。
まとめ:大学受験対策にN予備校は有効!
- N予備校は、生授業で講師と直接やりとりができる
- アーカイブ授業は何度でも見られる
- 質問掲示板で気軽に質問できるのもメリット
- 月額料金1,100円(税込)という圧倒的な安さ
- 受講費内でプログラミングやWebデザインなども学べる
- 大学受験においては、スタディサプリとの併用もおすすめ
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