「公文をやめたい」と子供から言われたら?原因と対処法をまとめてみた

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  • 公文をやめたいと子供が言っている…
  • 続けさせるべき?やめるべき?
  • 具体的にどうしたらいいか教えてほしい

「公文をやめたい」とお子さんが言ってきたら驚きますよね。しかしせっかく続けてきた公文をやめてしまっていいのかは迷う方も多いと思います。

むらなか
元塾講師のむらなかです。

この記事では、「公文をやめたい」と子供に言われた時の原因や解決方法をご紹介します。

一番やってはいけないのは「現状放置」です。根本的な問題の解決にはつながらないですし、お子さんの負担も溜まり続けてしまいます。

当記事の内容を参考に、具体的な行動に移してもらえれば幸いです。

目次

公文をやめたいと子供が言う理由

公文を辞めたいと思う理由も様々です。

ここでは、公文を辞めるよくある理由をまとめます。

  1. 宿題が多すぎるから
  2. 同じ問題ばかりでつまらないから
  3. 先生が好きじゃないから
  4. カリキュラムが難しいから
  5. 通信教育がやってみたいから

理由①:宿題が多すぎるから

むらなか
公文を辞めた理由を調べていると、一番多く出てくるのは「宿題が多かったから」という理由です。

公文は基本的に、公文に入学した時の学年より2学年ほど下から学習をはじめます。

そのため、「簡単だからこれくらいできるよね」ということで最初の宿題の量を多く設定しがちです。

学校の宿題に加えて、公文の宿題もやらなければならないとなると、お子さんにはかなりの負担になりますよね。

以下の口コミのように、「宿題の量を減らしてもらった」というお子さんもいらっしゃるようです。

お子さんが「公文をやめたい」と言っているなら、まずは宿題の量が適量かどうかから見極めるのが良いでしょう。

理由②:同じ問題ばかりでつまらないから

公文では反復学習を大事にしています。

むらなか
反復学習そのものは知識を定着させるうえで非常に大事なことですが、くりかえし同じところばかりを学習するのが嫌になってしまう子もいます。

公文の教材はシンプルな紙の教材なので、子供も見た瞬間に「あ、また同じだ」とやる気がなくなってしまいがちです。

しかしそれだけで公文をやめてしまうのはもったいないことです。

以下のツイートのように、同じ問題を完全に正解するまでやらされるのは辛かった、振り返るとあれは大切だった!と述べている人もいます。

反復学習の大切さをお子さんに理解してもらうのは中々難しいかもしれませんが、成長痛だと思って、もう一踏ん張りしてほしいです。

理由③:先生が好きじゃないから

勉強すること自体は楽しくても、公文の先生が苦手で、公文に行きたくないと言っている可能性も考えられます。

むらなか
人間の悩みのほとんどは人間関係と言われています。大人でもそうですよね。

対面で先生に教えてもらえるのが公文のメリットですが、それは逆にデメリットにもなりえます。(塾と通信教育のメリット・デメリットについては『小学生におすすめの通信教育ランキング』の記事の中でも書いています)

「先生が好きじゃないから公文をやめたい」と思うこと自体はおかしなことではないので、お子さんの気持ちに寄り添って、次の行動を考えてあげましょう。

理由④:カリキュラムが難しいから

カリキュラムが難しすぎて、問題が解けない→つまらない→公文をやめたい、という事態に陥っている可能性も考えられます。

むらなか
公文の先生もたくさんの生徒を抱えているので、1人1人の学力を見極めた上でのカリキュラム設定はどうしても難しい部分があります。

「問題が難しすぎる!」あるいは「問題が簡単すぎる!」という不満がある場合は、カリキュラムの設定がうまくいっていない可能性が高いです。

理由⑤:通信教育がやってみたいから

好奇心旺盛な子にありがちなのが、話題の通信教育をやってみたいから、今続けている公文をやめたいという理由です。

むらなか
最近では『チャレンジタッチ』のようにタブレットを用いて楽しみながら学習できる教材が充実しており、公文のようにシンプルな勉強をしている子から見ると、そうした通信教育は憧れの存在に見えることでしょう。
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公文をやめたいと子供が言ってきた場合の対処法

お子さんが「公文をやめたい」と言ってくる理由について説明したうえで、ここからは具体的な次のアクションについて紹介します。

  1. しばらく休む(サボる)
  2. 宿題の量やカリキュラムの変更をお願いをする
  3. 休会を申込む
  4. 公文を辞める

対処法①:しばらく休む(サボる)

むらなか
いきなり公文をやめずに「とりあえず一旦休む」というのも有力な方法です。

以下の口コミのように、「休んだら気が晴れて宿題をやるようになった」というお子さんもいらっしゃるようです。

休むことで心機一転して、また公文に通いたい気持ちが湧いてくる可能性があります。

対処法②:宿題の量やカリキュラムの変更をお願いをする

宿題の量が多かったり、カリキュラムの内容が合っていないと感じている場合は、その旨を公文の先生に相談してみましょう。

むらなか
公文のカリキュラム設定に不満があり、先生にそれを相談してもなかなか解決できそうにないなら、タブレット学習に切り替えるのも検討した方が良いでしょう。

タブレット学習であればお子さんのレベルに合わせて問題のレベルや出題形式が自動で調整されるので、上記のような悩みが生まれることはありません。

対処法③:休会する

公文をずっと休んでいると月謝がかかります。長期間通わない場合は、休会の申込みをしておくのがおすすめです。

休会や退会などの諸手続きの詳細は公文の公式サイトから確認してください。

休会中は月謝はかかりません。最大3ヶ月間休会することができます。

復会の申し出がなければ4ヶ月目から自動的に退会となる点には注意しましょう。

対処法④:退会する

むらなか
以上の対処法をやっても、お子さんが「公文をやめたい」と言っているのであれば、辞めたほうが得策です。

子供にあまりやる気がないとき、無理にやらせるという考え方を、僕は変えるべきだと思います。

やる気が出ないからといって、安易に公文に行かせて、勉強時間を増やしたとしても、能力が伸びるわけではありません。

結局、子供が勉強嫌いになったり、自分から学んでくれなかったりするのは、その学び方が本人と合っていないからです。

その子にあったやり方で、できるだけ短時間で終わらせるように工夫するのです。

本人が自分から少しでも前向きになるようなやり方を提案すれば、やる気になってくれるはずです。

結局ズルズルと向いていない公文にそのまま通うことになってしまうと、時間もお金も無駄になってしまいます。

公文をやめたい相談は公文側にしてはいけない

よくある話ですが、担当の先生に「子供が公文を辞めたいって言ってて…どうすればいいのかアドバイスください」と相談する方がいます。

これは基本的にはおすすめしません。

なぜかというと、「この子は別の塾のほうが向いている」と塾の先生が思っていてもまさか「あなたのお子さんは公文に合っていないから他の塾に行ったほうがいいですよ」とは、なかなかアドバイスできないからです。

公文や塾に学習相談をしても、本当に子供のために思って言ってくれているのか判断しづらいです。なぜかと言うと、みんな自分たちにお客さんを呼びたいからです。

ですので、学習相談は基本的には利害関係のない第三者にしましょう。

公文をやめて他の学習方法に変えるのも1つの手

公文を辞めた場合、勉強はどうすればいい?

塾?通信教材?学校のテキスト?

このように迷うかもしれません。

むらなか
もし現時点で明確に「これが良い!」というのが決まってない場合、楽しみながら学習できる「タブレット学習」を私はおすすめしたいです。

小学生に教えるときに大切なのは、彼らにワクワクする学びを提供できているのかということです。

子供って結構シビアです。

つまらなかったら全くやる気を出して動いてくれません。

やる気を失った子の学習意欲を復活させることは、子供の教育で最も大切なことだと思います。

タブレット学習は、教育で最も難しい、やる気を生むということを自然と起こしやすい学習です。なぜならタブレット学習は学びの延長で学べる方法だからです。

子供がウズウズして自分から学びたくなってしまうのです。

そもそも勉強嫌いになる前に、はじめから楽しさを伝える学び方を実践したほうがいいと思いませんか?

本人が宿題をやったり、授業を聴いたりするのに気が進まないのなら、遊んでいるかのように思える学び方を提案してあげると良いでしょう。

遊びと勉強を分け隔てする必要はありません。

「成績を伸ばすんだ!」とか言って、無理やり勉強させるのは得策ではありません。

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