日頃の勉強をサポートするために、通信教育を受講している人は多いです。
自宅で使える通信教育として定番である「すらら」と「進研ゼミ」ですが、それぞれに大きな違いがあるのか気になる方も多いと思います。
是非この記事を参考にして、通信教育を始める第一歩を踏み出してください。
- 「すらら」と「【進研ゼミ小学講座】」、どちらも小学生・中学生・高校生向けの通信教育
- ただ、学習スタイルや難易度、雰囲気は異なる
- 特に気にするべきなのは、教材の難易度
- すららは、学校の授業についていけない子向け
- 進研ゼミは、学校の授業のある程度ついていけている子向け
- どちらも口コミ・評判が良い優良な学習教材
- どうしても迷ったら、利用者数の多い進研ゼミがおすすめ!
【早見表】すららと進研ゼミの比較まとめ
進研ゼミ | すらら | |
---|---|---|
月額料金(税込) ※2024年4月現在 |
小学講座 3,250~6,370円 中学講座 6,400~7,090円 高1・高2講座 6,480〜9,840円 ※いずれも12ヶ月分一括払いの場合の金額 |
小学生〜高校生 8,228~10,978円 |
対象学年 | 小学生 中学生 高校生 |
小学生 中学生 高校生 |
教材の難易度 | 普通 | やさしめ |
ユーザー特性 | 日頃の勉強のサポートに使いたい人 | 勉強嫌いをなんとか克服したい人 |
運営会社 | ベネッセ | すららネット |
学習スタイル | 専用タブレット | 自宅のPC・タブレット |
すららと進研ゼミの違いを徹底比較!
比較①:さかのぼり学習・先取り学習は「すらら」
「すらら」は、さかのぼり学習や先取り学習したいお子さんに向いています。
無学年式なので、お子様の学年を気にする必要がありません。
たとえば、中学1年生の数学でつまずいているお子様が、小学5年生の算数をさかのぼり学習できます。
つまずきをなくすことは、基礎学力の土台づくりに欠かせません。
学力診断テストを受ければ、お子様がつまずいた単元を判定してくれるので安心です。
反対に、学校の授業が物足りないお子様は先取り学習ができます。
学習の定着をチェックしながら進むので、学習もれの心配はいりません。
比較②:学校の授業の予習・復習は「進研ゼミ」
「【進研ゼミ小学講座】」は学校の授業内容の定着を目的としているので、授業の予習復習をしたいお子様に向いています。
学校名を登録すれば、授業進度に合わせた教材で学習が可能です。
進研ゼミで予習しておくことで、学校の授業の理解が深まります。
また、学校の授業でわからないところがあっても、進研ゼミで復習できるので安心です。
学校のテストによく出る問題の分析もあり、授業が「わかる」だけでなく、「できる」感覚まで味わえるでしょう。
受験に向けた内申点対策にも役立ちます。
比較③:勉強が苦手なら「すらら」
お子さんが学校の授業で遅れを取っているようなら、「すらら」をおすすめします。
無学年式の教材なので、お子様のつまずいた単元からさかのぼり学習ができるためです。
お子様によっては、授業に追いつくまで時間がかかるかもしれません。
しかし、苦手の根本から克服するので追いついた後は理解が早くなるでしょう。
学校の授業に一時的についていくのではなく、確実についていけるようになります。
比較④:中学生の内申点対策には「進研ゼミ」
「【進研ゼミ中学講座】」では主要5教科だけでなく、実技4教科のテスト対策もできます。
内申点を考えると、学校の成績はまんべんなく伸ばしておきたいものです。
副教科は入試科目にはならないものの、内申点に大きく影響します。
進研ゼミ中学生講座なら定期テスト前に、「保健・体育」「音楽」「美術」「技術・家庭科」の対策が可能です。
比較⑤:料金の安さなら「進研ゼミ」
「【進研ゼミ小学講座】」「【進研ゼミ中学講座】」と「すらら」の料金を比較してみましょう。(2024年4月現在のデータです)
進研ゼミ | すらら | |
入会金 (税込) |
0円 | 小中・中高5教科コース:7,700円小中・中高3教科、小学4教科コース:11,000円 |
対象教科 | 【小学講座】 4教科(国・算・理・社)+英語・プログラミング 【中学講座】 全国規模の実力診断+英語検定対策+実技を含めた9教科 |
3教科(国・数・英)コース4教科(国・数・理・社)コース
5教科(国・数・理・社・英)コース ※小学生は数学ではなく算数 |
月額料金 (税込) |
【小学講座】 3,250~6,370円 【中学講座】 6,400~7,090円 |
3教科コース:8,228~8,800円4教科コース:8,228~8,800円
5教科コース:10,428~10,978円 |
学年やコース、支払い方法によって料金は多少異なります。
しかし、全学年を通して進研ゼミの方が安く受講できるといえるでしょう。詳しい料金は公式ホームページでシミュレーションできます。お申込み前に確認してください。
比較⑥:発達障害や不登校のサポートなら「すらら」
「すらら」は発達障害や不登校のお子さんのサポートもおこなっています。
特別支援学校や特別支援学級でも使用されるすららの教材は、さまざまな特性に配慮されています。
自分のペースで学習できるので、集団学習が苦手なお子様も安心して取り組めるでしょう。
何年も学校に通っていない不登校のお子様でも、すららなら小学1年生からさかのぼり学習が可能です。
文科省が定めた条件をクリアすれば、すららでの学習が出席扱いになるケースもあります。
すららと進研ゼミをおすすめする人をそれぞれ紹介
すららがおすすめの人
「すらら」は、お子様の学習理解度に合わせて学べる無学年式の学習スタイルです。
あらかじめ小中学生の全範囲がクラウド上にアップされ、お子様の進度に合わせて適切な教材が提示されます。
学校の授業ではなく、お子様の理解度に合わせるので学習に苦手意識があるお子様だけでなく、積極的に進めたいお子様にも向く教材といえるでしょう。
学習範囲や量に制限がないので、教材を待つストレスもありません。
教材は配信のみのため、自宅にPCやタブレットの用意が必要です。
\12月は入会金無料!/
資料請求・無料体験受付中
進研ゼミがおすすめの人
「【進研ゼミ小学講座】」「【進研ゼミ中学講座】」の目的は、学校の授業内容を定着させることです。
そのため、カリキュラムは学校の進度に合わせて組まれています。
いわゆる学年式とよばれ、お子様の年齢に合わせて学習内容が決まるシステムです。
年間スケジュールをもとに、毎月決まった範囲の教材が届きます。
お子様が、決められた内容と量を学習すれば学校の成績が伸びていくスタイルです。
加えて、2022年4月開講の「AI国語算数トレーニング」を利用してチャレンジタッチでも無学年学習に取り組めるようになりました。追加受講費なしで利用でき、AIが学力に合わせた難易度や量などを自動提案してくれるので、苦手分野の克服や得意分野の先取り学習にオススメです。
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