2025年4月、ベネッセから新たな大学受験対策サービスがスタートしました。
その名も――
『難関合格 進研ゼミ √Route(ルート)』
従来の紙中心の「進研ゼミ高校講座」とはまったく違う、完全デジタル対応の新サービスです。
とはいえ、
- 紙の教材はもう使えないの?
- 難関大じゃなくても受講する意味ある?
など、戸惑う声もあるのが正直なところ。
そこで本記事では、実際に使ってみた編集部の視点をもとに、口コミや評判、セルフトークラーニングの実態をお伝えします。

Z会・スマイルゼミとの比較や注意点も交えて比較していくので、「どれにするか迷っている」方はぜひ参考にしてみてください。
進研ゼミ√Routeは
- 【圧倒的コスパ】月額7,980円で高校全範囲&7教科24科目が学び放題!
- 【スマホ対応】通学中・スキマ時間に!いつでもどこでも効率的に学習
- 【AIが学習をサポート】志望校別カリキュラム提案&思考力を鍛える独自機能
- 【自己管理型】詳細な学習計画の自動作成や苦手分析はなし(※個別添削は別途オプション)
- 【こんな人におすすめ】費用を抑えて自力で難関大を目指したいなら要チェック!
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進研ゼミ√Route(ルート)はこんなサービス

公式サイト:https://route.benesse.co.jp/kou
運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
---|---|
対応学年 | 高校1年生〜高校3年生 |
対応科目 | 7教科24科目 |
対応端末 | PC・スマホ・タブレット |
月額料金(税込) | 1教科:3,980円~ 全教科:7,980円~ ※2025年7月時点。 ※12ヶ月分一括払いの場合の月あたりの金額です。 |
まずは動画で雰囲気をつかみたい方へ。進研ゼミ√Routeの公式紹介動画(約2分)です。
それでは、進研ゼミ√Routeの具体的な特長について、さらに詳しく見ていきましょう。
基礎から最難関大まで網羅!自由に進められる学習スタイル
進研ゼミ√Routeは、高校生・既卒生の多様な学習ニーズに対応する、非常に柔軟性の高いデジタル教材です。
月額わずか7,980円(税込)で、高校1年から3年までの全範囲、7教科24科目が学び放題。
進研ゼミが長年培ってきた大学受験対策のノウハウが凝縮されており、約500冊相当の教材と約5,000本の単元・分野別解説動画をオンライン上で利用できます。
従来の進研ゼミ高校講座が学校の進度に合わせて教材提供するのに対し、進研ゼミ√Routeは高校3年分の全範囲を自由に学べます。

自分のレベルや目標に合わせて、必要な単元をいつでも、好きなだけ深掘りできますよ。
志望大に合わせAIが最適なカリキュラムを提案してくれる
進研ゼミ√Routeでは、入試年度や志望する大学に合わせて、AIが最適なカリキュラムを提案してくれます。

上は「文理」「入試年度」「国公立/私立」「志望エリア」などの選択をAI講師との対話で決めている画面。
さらに大学別の傾向対策演習や過去問演習といった出題傾向に合わせた演習もだしてくれます。

いつでも変更できるので、目標がまだ決まっていなくても大丈夫!変更するたびに、カリキュラムが更新され、志望大合格に合うレッスンを絞り込んでくれます。
思考力を鍛え記憶の定着にも繋がるセルフトークラーニング
進研ゼミ√Routeの独自機能「セルフトークラーニング」は、AI講師との対話を通じて、学習者が自分の考えを言語化し、思考力を深めるための学習法です。

AI講師との対話ときくと、ChatGPTのような自由な質問応答機能を想像する方もいるかもしれませんが、セルフトークラーニングは質問に答えるような機能ではありません。
この機能は、演習問題の解答後にAI講師が以下のような3段階の質問を投げかけ、学習者の思考プロセスを引き出す設計です。
- 解答プロセスの振り返り
「この問題はどうやって解いたの?」 - 解法の根拠の確認
「なぜこのときにXXと考えたの?」 - 条件や視点を変えた応用力の確認
「では条件がXXになったらどう考える?」

この学習法は、「自己説明」や「精緻化質問法」といった科学的な根拠にもとづいており、声に出して考えを整理したり、「なぜ?」と自問自答したりすることで、記憶力や理解力を高める効果が期待できます。
「自己説明」や「精緻化質問法」とは?
(詳しく知りたい方はタップ)
自己説明は、新しい情報や問題を解くプロセスを、自分の言葉で他人に説明するように声に出したり、頭の中で整理したりする学習法です。米国アリゾナ州立大学のMichelene T.H. Chi(ミシェル・チー)教授がその有効性を提唱・実証し、学習の理解深化に極めて有効とされています。
精緻化質問法は、学習内容に対して「なぜ?」や「どのように?」といった問いかけを自ら行い、その理由や背景を深く考える学習戦略です。これにより、既存の知識と新しい情報を積極的に結びつけ、より多くの手がかり(精緻化)を作り出すことで、理解と記憶を深める効果が期待できます。C.R. Pressleyらの研究によってその効果が広く示されています。

セルフトークラーニングはマイク機能を使った音声入力や、文字入力など複数の解答方法がありますが、効果を高めるなら声に出しての利用をおすすめします。
通学中でもOK!スマホ対応でどこでもスキマ学習
すべての教材・動画はスマートフォン・タブレット・パソコンからアクセス可能で、時間や場所を問わずに自分のペースで学習を進めることができます。
スマホ1台あれば、電車の中やカフェ、自習室など、スキマ時間をすべて受験勉強に変えることができるのが√Routeの魅力です。

Z会やスマイルゼミといった専用タブレットを使う教材の場合、電車通学のときに使いづらいという人も多いでしょう。その点進研ゼミ√Routeなら、スマホを使って見れるので、スキマ学習に便利なんです。
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進研ゼミ√Route(ルート)の料金は高い?Z会・スマイルゼミと比べてわかった驚きの安さ
進研ゼミ√Route(ルート)の料金は2つのみと、非常にわかりやすいのが特徴です。
- 7教科24科目学び放題の全教科プランが月額7,980円(税込)
- 英語か数学のどちらか1教科プランが月額3,980円(税込)
この金額が高いのか安いのか、大手他社と比べてみましょう。
進研ゼミ√Route | スマイルゼミ | Z会 |
7,980円 (1教科プラン3,980円) | 17,380円~ (1教科プランなし) | 12,420円~ (1教科プラン5,760円〜) |

√Routeはかなり安いというのがわかりますね。
進研ゼミ√Routeの価格が安い理由は?
上記のとおり進研ゼミ√Routeの料金は、他社と比べてかなりリーズナブルです。その理由として以下が挙げられます。
- AIを活用し人によるサポートは最小限
従来の赤ペン先生や個別質問対応などを無くし人的サポートを最小限に抑え、人件費を削減している。 - Web型のデジタル教材で経費を削減
紙教材の郵送・印刷コストや、専用タブレットの修理・交換対応費などがかからない。 - コースを単純にし効率化
学年別ではなく高校全範囲の教材を共通基盤とし、AIで必要な単元を抽出するシステムのため、運営・配信管理がシンプルでコストを抑えられている。

まさにAIを活用した現代ならではの効率化によって、低価格ながらも高品質な教材提供が実現できているんですね。スキマ時間が多く費用を抑えたい高校生にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えそうです。
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進研ゼミ√Route(ルート)を実際に使ってみた感想(編集部レビュー)
今回、編集部スタッフが「進研ゼミ√Route」を実際に体験!
動画授業の質や、AI機能「セルフトークラーニング」の使いやすさなどリアルな感想を、Z会・スマイルゼミと比較しながらお伝えします。
かんたん・すぐに使い始められる
はじめに、登録手順がシンプルでその日から学習スタートできるのが便利でした。
教材や専用タブレットなどの機材が家に届くのを待つ時間も必要なく、思い立ったタイミングで始められるのは嬉しいポイント。
進研ゼミ√Routeで勉強始めてみよう!とやる気に火がついている間にすぐ学習を始められます。

外出先でもすぐ学習できるので、通学時間が長い人にもいいですね。
7教科24科目の高校全範囲がオールインで、すべてが使い放題というわかりやすいサブスクプラン。
約500冊の教材・参考書、約5,000本の解説動画、過去問・予想問題を含む豊富な実践対策問題がすべて収まったデジタル学習教材なので、好きなタイミングで好きなだけ利用できます。
教材の構成と学習管理
進研ゼミ√Routeでは、志望校や学部に応じて必要な単元が自動で抽出され、「やるべき内容」が明確に見える設計になっています。
初期設定も、選択したAI講師との対話を進めるだけで出来上がっていくので簡単です。

膨大な量の授業動画や教材の中から、「これを押さえておけば受験対策OK」という範囲をわかりやすく示してくれるので、取り組むべきボリュームが一目でわかって安心できました。
進捗状況や残りの学習量も円グラフなどで可視化されており、現在の位置づけがひと目でわかります。


目的別の特別カリキュラムを作成してくれる「目標逆算モード」なら、志望大学の受験対策だけでなく、共通テストや模試、学校の定期テストなどに標準を合わせて出題範囲と学習状況に沿った対策カリキュラムもバッチリ。

この点、スマイルゼミ高校生コースの「戦略AIコーチ」やZ会の詳細な学習データ分析と比較すると、進研ゼミ√Routeの学習分析・計画機能はシンプルで限定的だと言えます。
√Routeは「合格ラインチェッカー」でペース配分の目安は示してくれますが、日々の学習計画まではサポートしてくれません。
AIが苦手分野を自動特定し、個別計画を自動提案するような機能を望んでいる場合は、Z会、スマイルゼミのほうが適しています。
映像授業のわかりやすさ
進研ゼミ√Routeの解説動画は、音声解説に加えて重要部分にマーカーをつけたり、空欄に回答を書く埋め込み形式を用いるなどの工夫があり、視覚と聴覚の両面から理解をサポートする設計になっています。

全体として非常に丁寧に作られており、基礎から着実に理解を深めたい生徒にとって安心感のある構成です。

あの有名講師による神授業!のような、講師のネームバリュー付きの動画は数が限られますが、普通の動画も十分わかりやすいです。
提案されたカリキュラム内に、テキストと解説動画が目的や単元別にセットで提示されるので、動画→演習→解説の流れがスムーズで、迷わず取り組めます。
記述はノート併用が前提
書き込み機能もありますが、操作性は限定的。実際にはノートを併用して解答するスタイルがおすすめです。

タブレット内ですべて完結したらなぁ~と期待していましたが、正直書き込みはしづらい。進研ゼミ公式サイトのQ&Aにも「ノートに問題を解いてご活用ください。」と書かれています。
記述力養成という点では、Z会のプロ講師による添削指導が群を抜いています。
Z会は単なる正誤だけでなく、解答の「考え方の筋道」や「記述力」にまで踏み込んだフィードバックが受けられるため、より深く理解し、根本的に苦手を克服したい方に向いています。
√Routeも有料オプションで「記述添削特講」などはありますが、基本的にはAIによる自学自習が中心です。
セルフトークラーニングの使用感
演習問題に解答後、「セルフトークラーニング」へ進むボタンが表示されます。
AIと対話しながら「なぜその答えにしたのか?」を振り返る学習機能。自分で考える力を引き出してくれるような問いかけが魅力です。

「なんでそう考えた?」って聞かれてドキッ。でも、それが理解を深めるきっかけになるんですね。

正直、AIといっても問いかけ内容は決まっていて柔軟な対応はしません。でも、問いに答えているうちに「本当に理解できているか?」が自然と見えてくる感じがしました。
AIからの返答は、正解なら「いいね!よく理解できているね」、不正解でも「ナイストライ!」と前向き。プレッシャーなく学べる環境が整えられていました。

相手が人ではなくAIだから、間違えても気まずくない!焦って答えを出す必要もないので自分のペースでじっくり考えられるのも◎
音声入力や英文説明にもチャレンジ
英語の問題では音声入力も可能で、正しい発音でなければ認識されないというリアルなフィードバックも。
選択肢に頼りすぎると効果半減?
選択肢から答えを選ぶ形式もあり、慣れないうちはヒントとして活用できますが、あてずっぽうでクリアしてしまうと、定着しにくくなることも。

まずは「自分の言葉で説明してみる」ことが大切!どうしてもわからない場合のみ「選択肢を確認」がおすすめの使い方!
結論、セルフトークラーニングは、ただのAI会話ではなく“思考と言語化”を支援する学習サポート機能としてとても優秀だと感じました。
編集部の総評まとめ
総じて√Routeは、自分で学習を進められる高校生には非常にマッチする教材だと感じました。
従来の高校講座にあった赤ペン先生のような添削指導や、わからない問題に個別に回答をくれるようなサービスはありませんが、料金が比較的安価な「学び放題」スタイルは魅力的です。
逆に、日々の計画立てやサポートが必要な子にはやや不向きかもしれません。

AIによる詳細な学習分析と個別計画提案を望むならZ会かスマイルゼミという選択となります。さらに難関・最難関大対策を重視し、プロの添削指導で記述力を徹底的に鍛えたい場合はZ会が、推薦・総合型選抜対策を重視する場合はスマイルゼミがより適しているでしょう。
それぞれの公式サイトへのリンクは下記となります。
それでは、具体的な特徴を踏まえ、進研ゼミ√Routeがどんな人におすすめで、どんな人にはあまり向かないのかを、より詳しく見ていきましょう。
進研ゼミ√Route(ルート)がおすすめな人
テキスト教材だけで学ぶことが苦手な人

文章を自分で読むだけでは頭に入ってこない!わかりづらい!という人も多いですよね。
進研ゼミ√Route(ルート)では、教材に沿ってわかりやすく解説してくれる動画教材が用意されています。
この動画教材は文章を読み上げてくれるので、まるで塾講師の授業を受けている感覚。視覚と聴覚の両方から理解を深められる設計です。
さらに、文章内の重要語句へのマーカー表示や、穴埋め形式による構成により、記憶の定着をしっかりサポートしてくれます。
動画教材には「解説パート」と「演習(確認問題)パート」が組み合わさっている形式のものもあります。
これに加え、セルフトークラーニングという独自の学習システムによって、インプットとアウトプットの連携がより洗練され、効率的な理解と記憶への定着をより促進するよう進化しています。
コストを抑えつつ志望校合格を目指したい人
進研ゼミ√Route(ルート)の魅力の一つが圧倒的なコスパの良さです。
一般的に、大学受験に対応する本格的な通信教育や塾の費用は月額1万円を超えることが多いです。
そんな中、進研ゼミ√Routeは全科目対応で月額7,980円(税込)という非常にリーズナブルな価格設定。
これは、「自宅で質の高い受験対策を継続したいけど費用は抑えたい」と考える学生や家庭にとって、魅力的な選択肢となります。
通学時間が長い人
進研ゼミ√Route(ルート)はスマホでの閲覧にも対応しているため、通学中の電車内でも講義動画や電子書籍を手軽にチェックできます。
一方、Z会やスマイルゼミのような専用タブレット型教材は、両手を使う必要があり、座っていないと使いづらかったり、満員電車では開けないこともあります。
スマホ1台で学べる√Routeは、通学時間が長い高校生にとって、スキマ時間を活用できる心強い味方といえるでしょう。
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進研ゼミ√Route(ルート)がおすすめじゃない人
苦手を分析した学習計画を作成してほしい人
進研ゼミ√Routeには、過去の合格者データから学習目安を出す「合格ラインチェッカー」があります。
しかし、これは主にペース配分の目安を示すものです。AIが学習履歴から苦手分野を自動で特定し、それに基づいた個別計画を組み立てる機能は搭載されていません。
編集部の総評で解説しているように、この機能を望む場合はZ会かスマイルゼミを選択しましょう。
志望校の合格可能性や現在の偏差値を確認しながら進めたい人
進研ゼミ√Routeには、志望校の合格の可能性や現在の偏差値を確認する機能は今のところありません。
「今の偏差値で志望校に届くのか」「どこを重点的に伸ばせばいいのか」といった合格戦略を重視したい方には、Z会の高校生コースが向いています。志望大学ごとのカリキュラムや添削指導により、現在地と合格ラインとの差が明確になり、具体的な対策が立てやすくなります。
また、手軽に合格可能性や偏差値を確認したい場合は、スマイルゼミ高校生コースの「リアルタイム模試」も選択肢の一つです。AIが弱点を分析し、効率的な復習プランを提案してくれます。
中学校レベルの復習も必要な人
進研ゼミ√Routeで提供される学習教材には、中学校の範囲は含まれていません。
中学生から高校生までの広い範囲での学習が必要な場合は、「すらら」の中・高コースが全範囲を網羅しているのでおすすめです。
「すららコーチ」が学習計画の作成もサポートしてくれます。

それぞれの公式サイトへのリンクは下記となります。
進研ゼミ√Route(ルート)の口コミ
こちらでは進研ゼミ√Route(ルート)を実際に受講した方の声をYahoo!知恵袋やXからご紹介します。
進研ゼミのルートかZ会どちらをとるかで悩んでる
九大医学部志望の方が進研ゼミ√RouteかZ会どちらを受講するかで悩んでいるという口コミです。
九大医学部は非常に難関であり、共通テストだけでなく、記述・論述力が問われる二次試験対策が合否を分けます。
最難関向けで記述・論述力を添削で学べるZ会のほうが適している可能性が高いといえます。
ただし、基礎学力がまだついていない場合は、Z会は難解すぎるため注意が必要です。
学習ルートを立ててくれるけど時間的な内容が見当たらない
進研ゼミ√Routeは、志望大学にあったカリキュラムの作成や、過去の合格者データから学習目安を出す「合格ラインチェッカー」がありますが、「いつまでにこれを終わらせよう」といった指示は出してくれません。
編集部の総評で解説しているので、こちらをタップしてご参照ください。
動画の説明もついてて出来が良い
進研ゼミルートの出来が結構良い。動画の説明も大体ついてる。
— かず (@Kazu_toon) July 12, 2025
今スマイルゼミで高校生コースの価格(約20万)がネックという家庭は、進研ゼミルート(約10万)に移るのはありだなと。
スマイルゼミのタブレットは、Android化すればchromeブラウザでタッチペンと共に使用できる。※消しゴムは使えない。
動画に説明がついている点を高評価。
スマイルゼミの年間にかかる料金と比べながら、進研ゼミ√Routeに移るのもありと述べています。
難関大合格実績から見る、あなたに最適はどれ?
2024年度の大学受験における最難関・難関大学への合格実績をみてみましょう。
Z会:圧倒的実績
- 東京大学:1,063人、京都大学:808人など、難関国公立への合格者数が突出。
- 添削・記述対策・学習戦略の精度も高く、最難関を本気で目指す人向け。
進研ゼミ:安定感のある広範囲な実績
- 合格者数:国公立6,463人/私立22,530人/(推薦で7,269人)
- 旧帝大689人合格(うち東大・京大98人)、早慶777人、GMARCH2,064人
- Z会には及ばないが、実績は非常に多い。
スマイルゼミ:非公表で実態不明
- 合格大学の一部(京大・筑波など)は公式に紹介されているが、合格者数の全体像は不明。
- 推薦入試や日常学習に強みがあり、学力上位層向け設計とは少し異なる印象。

難関大学への合格実績を見ると、Z会は東大・京大をはじめとする最難関校で群を抜く合格者数を誇ります。

進研ゼミも国公立からMARCH・関関同立まで幅広い大学に合格者を輩出しており、実績としては十分な信頼性があります。ただし、ここで紹介している合格実績は、従来の「進研ゼミ高校講座」によるものです。√Routeは2025年度に始まった新サービスのため、まだ受験生の実績は出ておらず、今後の成果が期待されています。

スマイルゼミは合格校の紹介はされていますが、合格者数の詳細は非公表のため、実績面での評価がしにくいのが現状です。
どれが良いかは目的次第
- 進研ゼミ√Route
基礎から難関レベルまで対応。ただし、学習ペース配分や苦手克服は自身で管理できる人向け。 - Z会
記述・思考力を重視し、東大・京大などの最難関や難関大を本格的に目指す人向け。手厚い添削とサポートが特長。 - スマイルゼミ
推薦入試や学校の授業に沿った学びを重視したい人向け。面接・小論文対策も含め、多面的に準備したい方におすすめ。
まずは無料体験で動作確認してみよう
進研ゼミ√Route(ルート)の無料体験スタートまでの流れはとっても簡単です。
公式サイトの「14日間無料で今すぐスタート」を押す

公式サイトの下の方に出てくる「14日間無料で今すぐスタート」のボタンを押します。
メールアドレスとパスワードを入力して登録

無料体験に必要な登録はメールアドレスと8文字以上16文字以内のパスワードのみ。

さらに進むとクレジットカードを登録するかどうか選択する場面があります。登録すると全サービスが利用可能となりますが14日間は無料期間となり、無料期間中に解約すれば課金は発生しません。
「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」を開き、同意するにチェックを入れると「登録する」ボタンを押せるようになります。
クレジットカード登録なしの場合、利用できるサービスは最初の部分のみの本当にごく一部です。
ワンタイムパスワードを入力

エントリー後すぐに、登録したアドレス宛に『進研ゼミ√Route』新規会員登録 ワンタイムパスワードのお知らせという件名のメールが届きます。
ここに記載されたワンタイムパスワードを、先ほどの画面に入力して登録するを押します。
生年月日とニックネームを入れて初回14日間無料体験スタート!

利用者の生年月日とニックネームを入れて、登録内容の確認へ。
クレジットカードの登録が必要な『初回14日間無料体験』は進研ゼミ√Routeのすべての機能がつかえるようになります。
とりあえずセルフトークラーニングがどんなものか試してから決めたい場合は、下のクレジット登録無しを選びましょう。

カード登録無しでも英語と数学の最初のセルフトークラーニングを利用できますよ。
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進研ゼミ√Route(ルート)の注意点
ここでは、進研ゼミ√Route(ルート)を実際に受講し判明した注意点を解説していきます。
まだすべてのシステムが出来上がっていない
2025年4月にスタートしたということもあり、「●月からスタート予定」というものがあります。
パソコンからだとテキスト系教材が少し見づらい
進研ゼミ√Route(ルート)を実際に利用してみて、一番不便に感じた点がこれでした。
パソコンのディスプレイのように横長の画面では動画は見やすいのですが、テキスト系教材だと文字が小さくなってしまい、ちょっと見づらいんです。
こちらが実際の比較映像。画面を対比させるためタブレットのほうが若干前にありますが、タブレットで縦読みするほうが見やすいのがわかると思います。

もし、パソコンで見づらいなと感じたときは、全画面表示にすることでかなり改善します。
以下のショートカットキーを試してみてください。
Windowsの場合
- キーボードの「F11」キーを押すだけで、ブラウザが全画面モードになります。
- ノートパソコンなどで「F11」が音量や明るさ調整になっている場合は、「Fn」キーを押しながら「F11」を押してください。
Macの場合
- 「Control + Command(⌘)+ F」キーを同時に押すと、全画面表示になります。
もう一度同じキーを押すと、全画面表示は解除されます。
苦手単元の自動抽出や個別分析機能はない
√Routeでは模試や過去問で明らかになった弱点や志望校の出題傾向に応じて、高1~高3全範囲から自由に教材を選び、すぐに復習・対策を始めることができます。
ただし注意点として…
教材の分量が非常に多いため、「どこを復習すべきか」の判断は自分で行う必要があります。
苦手単元の自動抽出や個別分析機能はないため、模試や過去問の結果をもとに、自分で該当単元を探す力も求められます。
スマホでの長時間利用は視力低下のリスク
√Routeはスマホでも利用できるので、長時間見続けることによる目の疲れや集中力の低下には注意が必要です。

パソコン、タブレットにも視力低下のリスクはありますが、もっとも目に近づけて利用するスマホは特に注意が必要です。
使用時間が長くなるときは20分に1回6m以上遠くを20秒以上眺めることを意識しましょう。
よくある質問
さいごに
大学受験の目的や目標は人それぞれです。推薦を目指すのか、最難関大を狙うのか、あるいは費用を抑えながら効率的に学びたいのか──。
だからこそ、自分に合った学習スタイルやサービスを選ぶことが非常に重要です。
その中で、できるだけ料金を抑えたい方や、スキマ時間を活用して効率よく受験対策を進めたい方にとっては、進研ゼミ√Routeは心強い選択肢になるでしょう。
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