「月刊ポピー」は、50年以上の歴史のある、幼児・小学・中学の家庭学習教材です。
他教材と比べ余分な付録がないぶん、手ごろな価格で続けやすいと評判が良いです。
そんな月刊ポピーですが、発達障害のお子さんでも問題なく使えるのか、気になる方も多いと思います。

この記事では、発達障害を持つお子さんが月刊ポピーを使うメリット・デメリットについて紹介します!
発達障害児が月刊ポピーを使うメリット
発達障害の子が「月刊ポピー」を使うメリットを紹介します。
親子で一緒に楽しく学べる教材が豊富
「月刊ポピー」では、工作やおはなしなど親子で一緒に楽しく取り組める内容が豊富に取り入れられているため、子どもの興味に沿って楽しく学ぶことができます。
また通信教育では難しい「体づくり」も幼児運動学の研究者によって取り入れられています。

お子さんと一緒に体を動かして学ぶため、楽しく学習をしながら家族との時間を作りたい方におすすめできます。
紙に書いて勉強する習慣が身に付く
デジタルでの学びはゲーム感覚で取り組め、学習のきっかけ作りや分からないところを理解する補助教材としては優秀ですが、「自ら学ぶ力」を身につけるには紙中心の学習が最適です。
「月刊ポピー」では、学習内容の理解・確認は紙教材を中心に、デジタル教材は理解を深めるための補助として使うことができます。
教科書に完全対応で見やすい
「月刊ポピー」は、全国の小・中学校で使用されている副教材を発行している株式会社 新学社が制作しています。
そのため「授業に合わせての学習がしやすい教材作り」にこだわっています。
毎月届く「ワーク」には教科書の対応ページを大きく記載してあり、教科書のどこを学んだらポピーをすればいいかが一目でわかります。
余計な付録がないため料金が安い
通信教育でも意外と金銭面の負担が大きかったりします。
「月刊ポピー」は長年の家庭学習教材づくりのノウハウを活かして、成長期にあわせた適度で良質な教材づくりに努めています。
ポピーの教材には余計な付録がついていないため、他の通信教育と比べて費用も抑えて続けやすい価格になっています。
お子さまの学習に本当に必要な内容だけがシンプルに、かつ分かりやすい内容で書かれています。
丁寧な解説がついた「てびき」で丸つけがしやすい
「月刊ポピー」は紙のテキスト教材なので、採点もお子さん自身か親御さんがやってあげる必要があります。
少し手間はかかってしまいますが、その分解答の手引き書には丁寧に細かく採点のポイントや褒め方まで掲載しているのが特徴です。
国語の記述問題や算数の文章題など、考え方が大事になってくる問題形式が昨今増えてきましたが、ポピーのアドバイスは助かります。

どの部分に気をつけると答えが完璧に近づくのか?を紙の教材で知るには、ポピーがおすすめです。
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発達障害児が月刊ポピーを使うデメリット
発達障害の子が「月刊ポピー」を使うデメリット・注意点を紹介します。
書くことが苦手な子には難しいかも
「月刊ポピー」はデジタルでの学びは少なく、紙媒体での学習がメインになります。
そのため、紙に文字を書くことが好きじゃないお子さんにとっては大変かもしれないです。
「勉強=紙に文字を書かないといけない → 勉強が嫌い」となってしまうと、お子さんにとっては苦痛でしかないため、勉強への苦手意識を強めてしまう可能性が高いです。
そういったお子さんには、タブレット学習がおすすめです。

発達障害の子におすすめのタブレット学習は以下の記事でくわしく紹介しています!

動画やアニメーションで視覚的に学習できない
紙媒体での学習がメインであるため、静止したもののみで構成されています。
算数の図形などは、お子さんの頭の中でイメージができないと問題が解けない場合が多いです。こういった「イメージ」を頭の中でできるようにするには、動画やアニメーションなどを用いた方が効率が良いです。
図形が苦手なお子さんは「月刊ポピー」よりも動画やアニメーションが豊富な教材を使用した方が良いでしょう。
発達障害を持つ子を想定した教材ではない
「月刊ポピー」は発達障害のお子さん向けに作られた教材ではなく、「学校の勉強にある程度はついていけている」「授業にはしっかり参加できている」という子を前提として学校の復習用として教材が構成されています。
そのため、「ADHDでなかなか授業に集中できていない」「授業中の音や友達の動きが気になって肝心の内容が聞けていない」といった特徴の子には合わない可能性もあります。
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月刊ポピーを発達障害の子が利用した口コミ・体験談
周りに利用者が多い
月刊ポピーを利用している発達障害の子は多いことが分かります。
月刊ポピーは余計な付録がついてこないため、費用を抑えることができます。
毎月全部終わらせている
発達障害の子で、ポピーを毎月すべて終わらせてくれているようです。
どんな教材でも、続けてくれないと意味がないですよね…。
月刊ポピーの他にも発達障害の子におすすめの通信教育
「月刊ポピー」以外にも、発達障害の子におすすめの通信教育は存在します。
今回は、「小学生におすすめの通信教育」から特におすすめなものを選びました。
すらら:発達障害の専門家が監修

「すらら」は、勉強が苦手・嫌いな子におすすめのオンライン教材です。
「見る・聞く・書く・読む・話す」といった色々な感覚を使った、ゲームのように楽しく集中して勉強できる工夫がたくさんあります。
発達障害の専門機関 「子どもの発達科学研究所」がカリキュラムを監修しており、読み書きが苦手なお子さんでも取り組んでもらえやすいです。
特別支援学校でも教材として採用されています。

すららは「発達障害向けの学習教材の定番」です。知らない方はまず1度はチェックしてください!
詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

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天神:発達障害完全対応の教材

公式サイト:発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法に「天神」
天神は、発達障害やグレーゾーンの勉強法として広く知られる教材です。放課後等デイサービスや支援学級でも採用されています。
先取り学習・戻り学習に対応しており、教科書準拠なので学校の授業のサポート教材としても使えます。
インターネット不要・兄弟姉妹も追加料金なしで使える点は、他の教材と違う大きなメリットです。

「天神」は買取教材ですので、支払う金額としては若干高めですが、「1ヶ月ずつ届く教材で効果が感じられなかった」方によく選ばれています。
資料請求と4日間の無料体験でお子さんに合うかどうか確認してからの利用をオススメします。
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チャレンジタッチ:小学生利用者数No.1

「【進研ゼミ小学講座】」は、小学生利用者数No.1の通信教育です。
タブレット学習は発達障害の子との相性も良いので、多くの利用者がいる教材を使ってみたいと思われる方は、まずチャレンジタッチで試してみるのも良いと思います。
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