海外在住におすすめのタブレット学習・通信教育は？海外受講のメリットや注意点も解説！

海外でタブレット学習を受講するメリット

海外でタブレット学習教材を利用するメリットをまとめてみました。

帰国後の学校への転入をスムーズにできる

タブレット学習により、海外駐在の子供も、日本の子供と同じ学習カリキュラムを受けることが可能です。

帰国後の学習進捗を意識しながら計画的に勉強を進められるため、転入がスムーズにできます。

海外在住でも日本の国語力を身につけられる

海外在住の場合、どうしてもその国の言語に慣れてしまい、日本の国語力が身につかない場合があります。

タブレット学習を取り入れて日本語で学習を進めることで、日本の国語力を身に付けることができます。

海外で通信教育を受講するデメリット

インターネット環境が不安定な国は向かない

海外で通信教育を受講する場合は、インターネット接続ができることが受講の条件となります。

インターネット環境が不安定な国では、通信状況が悪く、授業がスムーズに進められない可能性があります。

海外で利用する場合は、インターネット環境が整っているかをまず確認しましょう。

海外でタブレット学習を受講し始める際の注意点

メリットの多いタブレット学習ですが、海外で受講するとなると注意点もあります。

入会する前に、最低限でも以下の内容は理解しておきましょう。

教材や端末を日本から送ってもらう必要があるか

受講前に紙教材とデジタル教材のどちらを使用するのか確認しておきましょう。
紙教材の場合、数ヵ月毎に教材が届きますが、デジタル教材では郵送のやり取りがありません。
またデジタル教材の場合、専用端末を日本から送ってもらう必要があるのかも確認が必要です。

現地校との両立が無理なくできる学習内容か

現地の学校の勉強と、タブレット学習が無理なく両立できるか確認しましょう。
タブレット学習の内容によっては、現地校での勉強や活動の負担となってしまう可能性もあります。
子供の学力やキャパシティに合った学習方法を選ぶことが大切です。

海外受講生からの口コミは良いか

タブレット学習を始める前に、実際に海外から利用している受講生の口コミを確認するとよいでしょう。
日本の子供だけでなく、海外受講生の口コミも確認することで、より自分の環境に近い子供のリアルな意見を参考にすることができます。

海外で通信教育を受講する際の選び方のポイント

専用タブレットではなくiPadで学べる教材を選ぶ

海外で受講する場合は専用タブレットではなくiPadで学べる教材がおすすめです。

専用タブレットを海外で使用することは不可能ではありません。

しかし、国内受講が前提となっており、海外配送に対応できず日本以外で受け取れないなどの障壁があります。

すでに海外に住んでいてタブレットが受け取れない場合は、iPadで学べる教材がおすすめです。

学年を超えて学習できる無学年制を選ぶ

海外で通信教育を受講する場合は無学年学習がおすすめです。

わからない問題があった場合は、その前の箇所にさかのぼって学習が可能なため、過去の学習範囲で理解していないところがあるということが起こりません。

反対に、しっかり理解できているところは先取りして学習を進めることも可能です。

海外在住におすすめのタブレット学習

ここでは、海外在住の方におすすめのタブレット学習教材を紹介します。

以下の記事で紹介しているタブレット教材の中でも、特に海外在住の方におすすめの教材だけを厳選して選びました。

1位：すらら

すららは海外受講ができます。

手持ちのタブレットやパソコンを使って受講をすることができるので、日本で教材やタブレットを受け取って海外へ持っていくという手間が一切ありません。

インターネットの環境さえあれば海外から受講することが可能です。

すららでは海外の日本人学校でも導入されている、「対話型アニメーション」のEラーニング教材を使用しています。

可愛いキャラクターによる対話型の授業は、子供を飽きさせません。

指導要領は日本の学習方針に対応しており、海外の日本人学校では対応していない単元も学習することが可能です。

学習指導要領とは文部科学省が学校教育法に基づいて各学校で教育過程を編成する際に定めた基準のことです。

日本のどの地域で教育を受けたとしても、一定水準の教育を受けることができるようにという趣旨で定められたものです。

どの教科も無学年式を採用しているため、帰国した後に未修の単元を学習したり、苦手分野を復習したりすることができます。

保護者へのサポートも充実しており、全国各地の「すららコーチ」が、学習計画の作成や進路相談に対応してくれます。

帰国後に受験を考えている家庭も、コーチによるアドバイスを受けることができるので安心です。

資料請求あり

すらら（公式サイト）から資料請求ができます。

資料請求をすると、すららの学習プロセスやなぜ続くのかを説明する資料と、無学年式（過去の学習内容を振り返って学習でき、学年という概念がない）の学習方法について説明する資料、キャンペーン資料（請求したタイミングによって内容が異なります）を入手できます。

2位：東進オンライン | 東進と四谷大塚の圧倒的な実績・ノウハウ

自宅で「日本一の東大現役合格実績」を誇る東進と、中学受験においてシェアNo.1の「予習シリーズ」を提供する四谷大塚の実力講師陣による授業を受けられます。

・対象学年：小学１年生～
・使用機材：ipad・Android・パソコン
・入会金：無し
・海外受講費：無し

四谷大塚は全国統一小学生テストを実施している業界では超大手塾です。料金は以下の通りです。

・小学１～２年生（国語・算数）：
12か月一括払い：2,178円(税込)
毎月払い：2,497円(税込)

・小学３～６年生（国語・算数・理科・社会）：
12か月一括払い：3,278円(税込)
毎月払い：3,762円(税込)

東進オンライン学校の特徴は以下5点となります。

・人気実力講師陣として知られる「東進」の講師陣と、名物先生として知られる四谷大塚の講師陣が解説を担当
・四谷大塚の対面授業のノウハウと東進の映像制作技術を融合させた新しい形式の通信教育
・授業で理解した内容をテストで定着させるシステムを採用
・全ての授業は自宅のPCやタブレットで完結するため、外出せずとも学習が可能
・テキストも家庭で無料でダウンロードでき、送料を気にせずに学習できる

無学年方式を採用していますが、1つ注意点があります。学習範囲はあなたの学年前後どちらかの１年がプラスされるのみです。

また東進オンライン学校では、全国統一小学生テストなどの全国模試を実施しており、間違いやすい箇所・つまづきやすい箇所のデータを分析したテキスト・問題集となっています。いまなら14日間お試し入会キャンペーン実施中です。もちろん、お試し入会中に「この教材は自分に合わない」と感じた場合、全額返金保証があります。

3位：天神 | インターネット不要のデジタル教材

天神は、幼児〜中学生まで使える家庭学習用教材です。天神は以下のような特徴があります。

教材は、幼児用では専用タブレットを使用しますが、小学生〜中学生版ではパソコンを使用します。

ただし、海外からの利用に際しては、日本国内の受講者とは異なる環境や制約があるため、事前に確認が必要です。詳細については、天神にお問い合わせください。

4位：スタディサプリ

スタディサプリはパソコンやスマホ・タブレットを使って好きな時に好きなだけ勉強することができるため、海外子女におすすめです。

授業動画はどれも10分〜15分程度と短めに区切られており、学習を継続しやすいことも特徴です。

また講師は豊富な指導経験のある有名講師陣で構成されているため、質の高い授業を受けられます。

自分の学年より上の学年の内容を先取り学習したり、下の学年の内容に遡って復習したりすることもでき、学力に合わせて自由に勉強を進められます。

現地校の授業の進捗が自分に合わない場合も、自分の好きなペースで勉強ができるため、スタディサプリは海外子女に向いています。

5位：スマイルゼミ

スマイルゼミは海外で受講することができます。

スマイルゼミは専用タブレットで学習する通信教育講座のため、インターネットの接続環境があれば海外でも受講が可能です。

海外でも日本の学校の勉強ができるため、帰国予定のある子どもも安心です。

スマイルゼミの授業は日本の学校で使用されている教科書に沿って進められます。

海外在住の子供も、日本の子供と同じ学習指導を受けることができるため、おすすめです。

講座は1回15分で設定されており、短時間で効率よく学べます。

専用タブレットによる、「見る・聞く・触る・話す」体感的なワークが理解を促します。

またタッチペンを使って書いて覚えることで、知識を定着させることができます。

さらにスマイルゼミでは子供の学習データを分析して、学習進捗がよくない教科や、間違えた問題を優先的に出題するため、苦手を克服することができます。

保護者はスマートフォンの専用アプリから子供の学習状況を確認できる点も、安心です。

6位：チャレンジタッチ

チャレンジタッチは海外でも受講することはできます。

ただし進研ゼミの公式サイトでは海外での利用を推奨していないため、あくまでも利用は個人責任でということになります。

海外利用の保証ができない理由として、チャレンジタッチの専用タブレットは海外発送や海外使用の規制適用がされていないことや、ネット環境が国によって異なることが挙げられています。

6位：デキタス

デキタスは海外受講をすることができます。

専用の端末やテキストを送ってもらう必要はなく、ウェブ上での利用が可能です。

ただし日本へのアクセス制限をかけている国や、ネット環境が極端に悪い国であれば、利用ができない可能性もありますので事前に確認が必要です。

まとめ

この記事では、海外在住の小学生向けにおすすめの通信教育を4つ紹介しました。通信教育は、学習習慣の確立と日本のカリキュラムに沿った学習を海外で提供することで、帰国後の学校生活へのスムーズな移行を支援します。子供が「理解しやすい」「楽しい」と感じる教材選びが重要です。無料体験や資料請求を活用して、帰国後の不安を軽減し、海外生活を充実させましょう。