本記事では、中高一貫校生におすすめのタブレット学習を厳選して紹介します。
中高一貫の場合、一般の中学校とは違うカリキュラムや進度に対応している教材を探さないといけないから大変ですよね。
中高一貫生のタブレット学習の種類
中高一貫生がタブレット学習を始める場合、以下の2パターンから選ぶことになります。
- 中高一貫校に合わせて作られている教材
- 学力や進度に合わせて学習内容をカスタマイズできる教材
①中高一貫校に合わせて作られている教材
進研ゼミ中学講座やZ会の通信教育の中高一貫コースがこれに当てはまります。
お子さんの使っている教科書に合わせて毎月教材を届きます。
添削指導サービスがついていたり、受験情報の載った冊子が届くのが特徴です。
②学力や進度に合わせて学習内容をカスタマイズできる教材
すららがこれに当てはまります。
今の学年に関係なく先取り学習やさかのぼり学習ができるので、お子さんの学習習熟度に合わせて学習内容を調整することができます。
ただし自由度の高さから、「何を勉強したらいいか分からない」と迷子になる可能性があるのは注意でしょう。
中高一貫生のタブレット学習の選び方
中高一貫校のカリキュラムやスピードに合った教材か?
中高一貫校の授業では、高校2年生の終わりまでに高校での履修範囲を終えて、高校3年生からは大学受験対策の学習が始まるのが一般的です。
従って授業を進めるスピードが速く、通信教育を選ぶ場合は、その速度に合わせて学習が進められるかどうかを確認する必要があります。
また、授業や定期テストの難易度も高いため、応用問題も解けるようになる内容の教材が望ましいといえます。
忙しい学校生活の中で効率よく学習できるか?
公立高校の場合は自宅と高校が近いことが多いですが、中高一貫校の場合は遠方から通う子供も多く、通学時間に2時間かけているというケースもあります。
学校から出される大量の課題や部活動、学校行事の準備など、中高一貫校に通う子供は非常に忙しいです。
通信教育を選ぶ場合は、短時間で効率よく学べる、要点を押さえた質の高い教材を選ぶことが大切です。
大学合格を見据えた教材か?
中高一貫校では中学3年生から大学入試を見据えた学習が始まります。
学校によってレベルは異なりますが、進学校は難関大学への合格者が非常に多い学校もあり、大学入試に向けた難易度の高い授業が展開されます。
通信教育を選ぶ際は、応用問題にも対応しており、志望大学に合わせた入試対策ができる教材を選ぶとよいでしょう。
中高一貫生のタブレット学習おすすめ4選
ここからは、中高一貫生におすすめのタブレット学習の教材それぞれの特徴を紹介します。
- 成績は真ん中→進研ゼミ
- 成績は上の方→Z会
- 成績は下の方→すらら
進研ゼミ中学講座「中高一貫コース」

進度フリーだから全ての中高一貫生が使える
進研ゼミ中学講座の「中高一貫コース」では、毎月届く教材の範囲が決まっている従来の通信教育と異なり、3年間分の範囲をいつでも学習できる「進度フリー」の学習システムとなっています。
従って授業の進度が速い中高一貫校に合わせた学習を進めることが可能です。
定期テストは9教科対策可能
定期テスト対策として、英・数・国・理・社の5教科に加え、実技4教科にも対応した教材が提供されます。
ハイレベルで総合的な学力が求められる中高一貫校で好成績をキープしながら、志望大学への合格を目指すための学習を進めることが可能です。

スタディサプリ中学講座

中学から高校生までの授業が受け放題
スタディサプリでは中学から高校までの履修範囲の授業が受け放題です。
苦手な教科があればさかのぼり学習、どんどん先に学習を進めたい場合は先取り学習が可能です。
自由に学習を進めることができるため、授業の進度が速い中高一貫校の子供におすすめです。
月額2178円なのに授業の質は非常に高い
スタディサプリは月額2178円とリーズナブルですが、だからといって授業の質が低いということはありません。
厳選講師の丁寧な解説による、質の高い授業を受けることができます。
1回5分の要点を絞ったわかりやすい映像授業は、集中力が途切れず、学習習慣を身につけさせることにも繋がります。

Z会の通信教育「中高一貫コース」

学校の進度などに合わせて自由に取り組める
Z会の「中高一貫コース」は、3年間の履修範囲すべてを自由に学べるオープンカリキュラムとなっています。
従来の通信教育と異なり、学習できる範囲が制限されないため、通っている学校の進度に合わせて予習・復習を進めることができます。
添削指導で記述問題に慣れておける
Z会では「書くこと」と「熟考すること」を大切にしており、長年にわたって丁寧な添削指導に力を入れてきました。
添削指導は思考力や表現力を伸ばすのに効果的で、入試で重要となる記述問題への対策となります。
タブレット式でも、タブレット上にペンで紙と同様に書き込むため、記述式に慣れることが可能です。
すらら

すららは、進研ゼミやZ会とは異なり、中学〜高校の範囲を自由に学習できる「無学年式」を採用しています。
どんどん先取りしたいという子や、前の学年の範囲をさかのぼって復習したいという子におすすめです。
【まとめ】中高一貫生のタブレット学習
以上、中高一貫生におすすめのタブレット学習を紹介しました。
繰り返しになりますが、中高一貫生の場合、通常の中学・高校とは違う進度やカリキュラムで授業が進むため、タブレット学習を始める際も教材選びで注意が必要です。
本記事で紹介した教材は、どれも全国の中高一貫生に人気の教材です。
どれかから選べば安心でしょう。


