- 小学生で海外から通信教育を受けたいんだけれど、どこがおすすめ?
- 小学生は通信教育だけで、帰国後の学習についていける?
- 通信教育を海外で受けても追加料金はかからない?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
海外子女にとって、子供の教育に対する不安や悩みは尽きないものです。特に、日本に帰国した際に勉強でつまづいてしまう子供も多いかもしれません。
そこで、本記事では海外でも日本の勉強ができる通信教育を4つ紹介します。海外子女における通信教育を選ぶポイントや、料金、タイプに合わせた選び方についても詳しく解説します。
オンラインで無料体験ができる通信教育もあるため、ぜひ参考にしてください。本記事を参考にすららやZ会といった通信教育を上手に活用して、帰国後もスムーズに学習に入れる体制を整えておきましょう。
【海外受講】小学生向け通信教育を選ぶ3つのポイント
ここでは海外受講を前提とした、通信教育を選ぶ4つのポイントについて解説します。海外受講だからこそ、押さえておく必要のあるポイントを確認しておきましょう。
ポイント①無学年方式(年齢を基準としない教育方式)である
無学年方式とは、「学年にとらわれず、生徒の理解度に応じて自由に学習する方式」を指します。海外子女には無学年方式がおすすめです。海外と日本の学習カリキュラムの差による抜けを補えるためです。
無学年方式では苦手な単元は戻って学び直すことができ、得意な単元は先に進んで伸ばせます。海外の現地校や補習校では、日本の学校と進度が異なるため、習っていない単元がある可能性があります。また現地校で習っていたとしても、日本語で答えることができないケースもあります。
ですので年齢を基準としない無学年学習の方がのびのび学習できるといえます。
ポイント②オンライン上で完結する
オンライン学習がで完結する通信教育を選びましょう。オフラインサービスが含まれると出費が増えるためです。たとえば海外の場合、教材の郵送料の負担だけでも数千円しますし、海外情勢によっては届かない地域もあります。
スマイルゼミのような専用タブレットは海外発送不可なので厳しいですが、以下の教材は専用機材が不要です。
- すらら:iPad,Android,PC
- Z会:iPad
- 東進オンライン:iPad,Android,PC
手元にiPadやAndroid、PCがあり、Wi-Fi環境さえあればすぐに始められる点がオンライン学習のメリットです。
ポイント③サポート体制が整っている
質問や添削指導が可能なサポート環境が充実している通信教育を選ぶことをおすすめします。特に小学生の問題は難易度がだんだんと上がり、親が全て教えることが難しくなるためです。
日本語で疑問や苦手を都度解決できる環境があれば、モチベーションを保ちつつ学び続けることができます。また、学習面でのアドバイスや帰国後の相談に乗ってくれるサポートがあると、さらに心強いです。
サポート面に関して、もっとも手厚いのがすららです。iPad・PC教材を使用した無学年学習方式で、最初に学力診断テストを行い、学習の「抜け」を確認した上で学習が始まるため、海外子女には最適な教材と言えます。
海外受講するならコレ!おすすめの小学生向け通信教育4選【海外子女】
ここでは海外子女向けおすすめの通信教育4選を紹介します。それぞれのサービスによって強みが違うので、子供の状況に合ったサービスを選ぶための判断材料にしてくださいね。
すらら | 海外子女・帰国子女にも対応
すららは海外子女に一番おすすめできる通信教育です。全国の学校や塾、日本人学校(シンガポール・フィリピンなど)多数の教育機関でも採用されているため信頼のおける教材です。また文部科学省の「不登校児が出席扱いになる家庭学習教材」にも選ばれているんですよ。
料金は以下の通りです。
・入会金:7,700円~
・海外受講費:無し
コースに応じて受講費は以下のように変わります。
・4教科(国数理社)
4か月継続コース 8,228円(毎月払いコース 8,800円)
・5教科(国数社理英)
小中コース(小1-中3の範囲)
4か月継続コース 10,428円(毎月払いコース 10,978円)
すららのおすすめポイントは以下5点となります。
- どのコースであっても、学年の壁を越えて小1~中3までの振り返り・先取り学習できる。
- 海外子女の場合、5教科(国数社理英)タイプがおすすめ。補習校では理科や社会を学ぶことが少なく、日本の学校でのテスト形式にも慣れておくことが重要であるため
- 海外在住の小学生向けに学習サポートを提供。診断テストで抜けている箇所をチェックし、振り返り・先取り学習ができる。
- 対話型のアニメーション講義で飽きずに楽しく学び、AI搭載ドリルで知識を理解し定着できる。
- 全国の経験豊富な「すららコーチ」が手厚くサポートし、不登校になっても出席扱いになるケース多数あり。相談にも対応しているため、安心して学習を続けられる。

Z会 | 質の高い教材・難関校受験を考えているあなたに
Z会は質の高い良問を解いて、思考力を身につけハイレベルな問題まで解ける力を身に着けさせます。
料金は以下の通りです。
・入会金:無し
・海外受講費:2,100円/月
小学生向けのZ会コースは小学生(紙orタブレット)コースと中学受験コース(トータル指導or要点集中)コースの4つに分かれています。
・小学1~2年生(小学生コース):国語・算数・ちしき・思考・英語・プログラミング
・小学3~6年生(小学生コース):国語・算数・理科・社会・英語・総合学習・プログラミング学習
・小3~6年生(中学受験コース):国語・算数・理科・社会
小学生タブレットコースと中学受験コースの12カ月一括払い月額料金は以下の通りです。
・小学生タブレットコース
小1:2,992円
小2:3,553円
小3:4,301円
小4:6,451円
小5:7,012円
小6:7,480円
・中学受験コース(トータル指導:要点集中)
小3(13,464円:5,384円)
小4(14,960円:5,984円)
小5(18,700円:7,480円)
小6(19,448円:7,776円)
Z会のおすすめポイントは以下5点となります。
- 豊富な経験と実績があり、安心感がある。
- 基本を忠実に理解させるプロセスを踏むため、難しい問題にも対応できる。
- 小学校3年生から受験コースであり、塾に通わずに日本の子供たちと同じペースで学習できる。
- タブレットコースでは、AIが判断してさかのぼり学習・先取り学習をすることで、ハイレベルな問題にも対応できる。
- 問題に取り組む中で、「考えて解く」力が身につくため、社会人になってからも必要な能力を習得できる。
\レベルの高い学び/
公式HPへ飛びます
Z会の通信教育 小学生コース
スマイルゼミ | 2022年から始まった無学年学習「コアトレ」は要注目
スマイルゼミは人気ナンバー1の通信教材です。今までは専用タブレットで海外発送の対応は不可でした。しかし2022年から始まった無学年学習「コアトレ」により、海外子女でもおすすめできる通信教育となりました。
幼児レベルから中学レベルまで、学びの土台となる「算数・数学」「国語」の 幅広い領域を追加料金なしで利用できます。
料金は以下となります。
・使用機材:専用タブレット(別売:10,978円、12か月以上の継続利用を前提)
・入会金:無し
・海外受講費:無し
学習内容は下記の通りです。
・小学1~2年生:国語、算数、英語、プログラミング、学力診断テスト、漢検ドリル、無学年学習、発展クラス(別料金)
・小学3~6年生:国語、算数、英語、社会、理科、プログラミング、学力診断テスト、漢検ドリル、無学年学習、発展クラス(別料金)
スマイルゼミの料金はレベルや始める時期、支払方法(月額払い・6か月払い・12か月払い)によって、変わリます。本記事では、4月から翌年3月までの12カ月一括払い(税込)のげ料金をリストアップします。
小学生(標準:発展)
小1(3,280円:3,830円)
小2(3,500円:4,350円)
小3(4,130円:5,100円)
小4(4,790円:5,780円)
小5(5,650円:6,640円)
小6(6,230円:7,210円)
スマイルゼミの特徴は以下5点となります。
- 無学年学習が可能であり、算数・数学・国語を幼児レベルから中学生レベルまで学べる
- オーダーメイドカリキュラムで、ニガテな分野を克服することができ、得意な分野を伸ばせる
- 専用タブレットを使用するため、書いて学ぶことに適している
- 漢検ドリルが無料で利用可能で、高い合格率を誇っている。
- 英検5級から2級までのプレミアム英検コースも別料金で学べる
ただし注意点が1点あります。専用タブレットは海外発送であり、動作保証がされていない点です。
スマイルゼミの回答としましては、Wi-Fi環境さえ整っていましたらおそらく利用は可能だが、他の国へのインターネット接続に制限をかけられている場合はご利用いただけない可能性がある、とのことです。
Wi-Fi環境は、WEBブラウザを利用しての認証が必要な環境では利用できない可能性があるので、注意しましょう。
海外で確実に受講したい場合、ipadやパソコンで学習できるすららやZ会、東進オンライン学校のような通信教育の方が安心です。
\シンプル is ベストな教材/

東進オンライン | 東進と四谷大塚の圧倒的な実績・ノウハウ
自宅で「日本一の東大現役合格実績」を誇る東進と、中学受験においてシェアNo.1の「予習シリーズ」を提供する四谷大塚の実力講師陣による授業を受けられます。
・対象学年:小学1年生~
・使用機材:ipad・Android・パソコン
・入会金:無し
・海外受講費:無し
四谷大塚は全国統一小学生テストを実施している業界では超大手塾です。料金は以下の通りです。
・小学1~2年生(国語・算数):
12か月一括払い:2,178円(税込)
毎月払い:2,497円(税込)
・小学3~6年生(国語・算数・理科・社会):
12か月一括払い:3,278円(税込)
毎月払い:3,762円(税込)
東進オンライン学校の特徴は以下5点となります。
・人気実力講師陣として知られる「東進」の講師陣と、名物先生として知られる四谷大塚の講師陣が解説を担当
・四谷大塚の対面授業のノウハウと東進の映像制作技術を融合させた新しい形式の通信教育
・授業で理解した内容をテストで定着させるシステムを採用
・全ての授業は自宅のPCやタブレットで完結するため、外出せずとも学習が可能
・テキストも家庭で無料でダウンロードでき、送料を気にせずに学習できる
無学年方式を採用していますが、1つ注意点があります。学習範囲はあなたの学年前後どちらかの1年がプラスされるのみです。
また東進オンライン学校では、全国統一小学生テストなどの全国模試を実施しており、間違いやすい箇所・つまづきやすい箇所のデータを分析したテキスト・問題集となっています。いまなら14日間お試し入会キャンペーン実施中です。もちろん、お試し入会中に「この教材は自分に合わない」と感じた場合、全額返金保証があります。
\日本一の東大現役合格実績/
まずは資料請求(無料)
東進オンライン学校 小学部

【Q&A】通信教育・タブレット学習を受講するうえで海外料金はかかる?
基本、海外料金はかかりません。テキストの郵送料がかからないため、受講料は日本国内と同じケースが多いです。
ただしZ会は1ヶ月あたり2,100円の海外料金がかかります。
タブレット学習の強みは、インターネットに接続できれば、場所を問わずに日本の勉強ができることです。すでに所有しているパソコンやタブレットで学習する場合は、必ずサポート対象の機器・環境であるか確認してから受講してください。
まとめ | 海外で通信教材を利用して帰国後の不安を解消しよう
海外在住の小学生向けおすすめ通信教育を4つご紹介しました。
小学校低学年のうちに学習習慣を身に付けることは、学力アップに有効です。帰国後に急には勉強できません。そこで通信教育を活用し、海外にいるうちから子供の学習習慣を確立させられると安心でしょう。
また通信教育を選ぶ場合、ネームバリューやキャラクター、特典の有無などではなく、なにより実際に子供が使ってみて「理解しやすい!」「楽しい!」「続けてみたい!」という感想を重視して教材を選んでみましょう。
海外で日本のカリキュラムに沿った学習ができれば、帰国後の授業も安心ですよね。海外にいるうちから準備しておいて、自信を持って新生活をスタートさせましょう。
すらら、Z会、スマイルゼミ、東進オンラインどれも無料体験や資料請求できるので、まずは子供と一緒にお試しから始めてみてくださいね。
通信教育を活用して帰国後の不安をなくし、海外生活も帰国後の学校生活も楽しみましょう!
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