スタディサプリって有名だけど本当に良い教材なの？ステマっぽい記事ばかりでどれも信用できない…
今回、スタディサプリ小学・中学・高校講座のすべてを実際に受けてみたうえで評価しました。
元塾講師むらなか忖度なしの正直な感想をお伝えします！
▼小学講座
授業の分かりやすさは一級品です。
高学年になるにつれて「教科書を読んでも理解できない」という単元も出てくるので、プロ講師の授業を格安で受けることができるスタディサプリはおすすめ！
▼中学講座
定期テスト前の総復習に最適ですね。5教科すべて教科書対応していますし、実技を含めた9教科に対応。
授業は各学年の単元ごとに細かくあり、1日にいくつでも好きなだけ見られるのでスモールステップで苦手を克服することができます。
▼高校講座
学校の授業や塾・参考書をメインに勉強している方で「理解不足なところをスタディサプリを使って短時間で復習する」という補助的な使い方が良いなと思いました。
かゆいところに手が届く的な教材です。
志望大学受験に向けて徹底したサポートを望むなら、高校講座・大学受験講座の「合格特訓コース」もおススメ
スタディサプリの料金
利用料金
受講料（月額・税込み）
| 小学・中学・高校・大学受験講座 | 高校・大学受験講座 | |
| ベーシックコース | 合格特訓コース | |
| 12か月一括払い | 毎月払い | 毎月払い |
| 月あたり 1,815円 年間 21,780円 | 月額 2,178円 年間 26,136円 | 月額 10,780円 （内訳： ベーシックコース ＋合格特訓コース） |
選べる支払いプラン
小学講座や、中学・高校の各ベーシックコース講座では「毎月払い」と「 12か月一括払い」の2つの支払い方法から選ぶことができます。
- 毎月払い … 1ヶ月あたり2,178円
- 12か月一括払い … 1ヶ月あたり1,815円
まとめて支払う「12か月一括払い」にすることで、約2か月分の受講料を節約することができます。一括払いの場合、たとえ途中で退会しても残りの期間分（毎月払いで支払った場合に換算して、残金がある場合）は返金されます。
元塾講師むらなか継続できそうか判断するために最初は毎月払いで契約したとしても、途中から一括払いに変更することも可能です。
テキストは有料、ただし無料ダウンロード可能
スタディサプリは映像授業だけでなく、授業の内容をまとめたテキストとセットで学習ができます。
書き込みながら学習したほうが記憶にも残りやすいので、授業テキストはできるだけ購入したほうが良いと思います。
ただし、テキストの値段は、1冊1320円（税込・送料込）かかります。（小学講座～大学受験講座・全教科一律）
スタディサプリは月々の料金は安いけど、テキスト代で結局お金かかるのか…
元塾講師むらなかすべてのテキストを購入する必要はありませんが、主要科目や、特に書き込むことが大切な教科についてはテキストが手元にあった方が格段に学習効率がアップするはずです。
ただし、テキストは公式サイトから無料でプリントアウトすることができます。
プリントアウトにかかる紙代やインク代はかかりますが、テキスト代は0円で済みます。また、テキストは通常購入からお届けまでに１週間～10日前後かかるということなので、すぐに手元にテキストが欲しい場合にはプリントアウトしてしまった方が早いというメリットもあります。
1冊買ってしまった方がリーズナブルな教科、適宜必要な部分はプリントアウトやPDF閲覧で十分とする教科、学習スタイルに合わせて賢く選んで利用するのが良いでしょう。
スタディサプリ申込～受講の流れ
元塾講師むらなかスタディサプリ会員登録から学習スタートまでの流れをざっくりと見ていきましょう。
以下では小学講座の場合を例にしています（中学・高校講座も基本的には同じ流れです）。
クレジットカード決済で14日間無料
スタディサプリではクレジットカードでお申し込みの方限定で、14日間の無料お試し体験することができます。
無料期間内に利用停止手続きをすれば料金は一切不要。
元塾講師むらなか２週間のお試し期間をうまく利用して、スタサプでの学習が自分に合っているかしっかり判断しましょう。
登録完了後はすぐ授業視聴可能
登録後、登録した学年に応じた授業がすぐにトップ画面に表示されました。
授業は各学年の単元ごとに細かくある
授業は全教科すべて教科書対応しています。
各学年の単元ごとに細かくあり、1日にいくつでも好きなだけ見られます。
苦手なところだけ学習すればいいので、効率よく、スモールステップで苦手を克服することができます。
噂の「神授業」
スタディサプリといえば、分かりやすいと評判の「神授業」。
授業を受けるときの画面は以下のようなイメージです。
授業動画とセットで、テキストが表示されます。
各単元ごとに確認テストあり
授業内容をしっかり理解できているか確かめるため、各単元の終わりには「確認テスト」が用意されています。
ただし、問題数はあまり多くありません。
元塾講師むらなかがっつり問題演習するには、市販の問題集を使ったほうが良さそうです。
スタディサプリのメリット
メリット①：料金が圧倒的に安い
料金は月々 1,815円（税込）～。
スタディサプリは、基礎と応用、各年代の学校の学習科目がすべて受講できて、この格安価格です。
年会費や初期費用もありません。
さらに、追加料金なしで小学校～高校の範囲のさかのぼり・先取りも可能です。
元塾講師むらなか普通の塾は平均でだいたい月々40,000円かかると言われているので、スタディサプリの料金は安さは圧倒的なのが分かります。
お得な新規入会キャンペーンを実施していることもありますので、公式サイトでチェックしてみてください！
メリット②：ベテラン講師が授業をしてくれる
スタディサプリの素晴らしいところが、授業は全てプロの講師がやってくれること。
授業を行なっている講師はすべて経験豊富な塾講師で、授業がとてもわかりやすく、子どもの興味を引くような楽しい授業を展開してくれます。
▼こんなプロ講師陣が授業を担当
- 東大卒で中学受験向けの進学塾を運営している先生
- 現役の国立大付属小学校勤務をしている先生
- 大手進学塾で最難関クラスを担当している先生
授業動画は、黒板やホワイトボードを使って先生が授業を進めるスタイルなので、学校や塾にいるような感覚で取り組むことができます。
塾や学校のように長時間ではなく、授業動画はどれも5〜10分程度と短めなのもおすすめのポイントです。
小学生でも飽きることなく集中して、毎日続けられるように工夫されています。
元塾講師むらなか子どもの集中力が続く時間って思っている以上に短いんですよね！
また講師の先生が、カメラの向こうの子どもたちを意識した声かけをしてくれるので、マンツーマンで塾や学校の先生が授業をしてくれているような感覚になります。
疑問：「安かろう悪かろう」なのでは？
元塾講師むらなか結論から言います。私は使ってみて、全くそんなことないと思いました。
実際に14日のお試しだけでも使っていただけたら分かると思いますが、使いやすさや動画の分かりやすさは一品です。
スタディサプリが安い理由は、「動画配信」だからです。プロの講師の授業でも、一度撮ってしまえば基本的に撮り直すことなく何年も使えるので、安く提供できるんですよね。
動画は一度撮ってしまえば何年も使えるので、その分、プロの講師を採用するなど、１つの授業のクオリティにはこだわっているんですね。
塾によくありがちな学生アルバイトによる授業ではなく、選び抜かれた講師人による質の高い授業を受けることができます。
とはいえ、世間の口コミには「安いのに神授業で最高だった」という声から「勉強が続かなくて解約した」という声まで様々あるので、「安かろう悪かろう」になるのかどうかは、相性次第なところもあります。
元塾講師むらなかどの教材を選ぶ場合も、学習スタイルの合性はとても大事です！
メリット③：先取り学習も、戻り学習もできる
スタディサプリでは、追加料金なしで、小１～高３までのすべての講座を受けられます。
そのため、以下のようなことができます。
- 現在中学1年生だけど、数学が苦手なので、小学6年生の算数から復習したい
- 現在小学4年生だけど、社会が得意なので、6年生の範囲まで勉強したい
このように、自由にお子さんの学力に合わせて勉強を進めることができるのもスタディサプリの魅力の一つです。
元塾講師むらなか苦手な教科は低学年の内容を復習し、得意な教科はどんどん先に進めるという形が取れるので、無理なくお子さんの学力を伸ばしていくことができるんですね。
お子さんに合わせてどのレベルを選んでも、徹底して質の高い授業を受けられるのはスタディサプリならでは！
塾や学校では学年を超えての復習・予習まで対応していないことがほとんどです。もし可能だったとしても、前の学年のテキストを広げて勉強することに抵抗を感じるお子さんもいらっしゃると思います。
▼同じように、さかのぼり学習や先取り学習に力を入れているオンライン学習教材に『すらら
』があります。無学年学習をメインでお考えなら、すららも非常にオススメできる教材です。
メリット④：オリジナルテキストが無料でダウンロードできる
スタディサプリでは、授業ごとにテキストが用意されており、無料でPDFをダウンロードして使用することができます。
テキストがなくても学習はできますが、手元でテキストを確認しながら受講する方が学習しやすく、より学習効果も高まります。
もし自宅で印刷ができず不便という場合は、１冊1,320円（税込・送料込）で購入することも可能です。
元塾講師むらなかテキストのは授業に沿った内容になっていて、デジタル教材での学習だって「紙に書いて覚えたい！」という人でも安心です。
塾や家庭教師などではテキストの購入代がかかるケースが多いので、テキストが無料で利用できるメリットは大きいと思います。
メリット⑤：「まなレポ」で学習の進捗を確認できる
スタディサプリ小学講座・中学講座には、お子さんの学習記録・進捗を保護者がいつでも確認することできる「まなレポ」というサポート機能があります。
その日１日の学習時間やドリルの正答率などもメールで確認することができます。
元塾講師むらなか子供が何を勉強して、どれくらい理解しているのかを保護者の方が把握できます。「勉強やったの？」と口出しして言い争いになることもありませんよ！
スタディサプリのデメリット
ここまでスタディサプリの良い部分を解説してきましたが、続いてはデメリットの部分です。
- 有人サポートがない
- 自主的に勉強できる子でないと使ってくれないかも
実際に受講を続けるかどうかは、この2つのデメリットを受け入れて対応できるかどうかにかかってくるでしょう。
元塾講師むらなか学習をスムーズに継続していくためには、実はメリット以上にデメリットを把握しておくことが大切ですよ。
それでは順に解説します。
デメリット①：有人サポートがない
スタディサプリには付きっきりのサポーターがいません。
そのため、勉強中に分からないことがあったとしても、質問することができません。
元塾講師むらなか私のおすすめの解決策は、分からない部分は後日、学校や塾の先生に聞くという方法です。
慣れ親しんだ先生なので、丁寧に教えてくれるでしょうし、先生も「勉強の質問をしてくるなんて、この子は勉強熱心だなあ」と評価を高めてくれるでしょう。
例外として、高校講座・大学受験講座から選択できる「合格特訓コース」なら、有人の丁寧な指導を受けることもできます。
「合格特訓コース」は月額 10,780円（税込）で、志望大学合格に向けて手厚いサポートが受けられるプランです。
ベーシックコースの内容を基本に、「プロ講師」「担当コーチ」「科目サポーター」「サポート事務局」から成る充実のサポート体制で学習継続を支えてくれます。
元塾講師むらなかこれならオンライン学習でも１人じゃない！
利用料金は一気に跳ね上がりますが、心強いサービスです。
合格特訓コースにも登録から14日の無料体験期間があります。
ベーシックコースの内容も含まれているので、高校生以上なら、まずはどちらの機能も試せる「合格特訓コース」登録での無料体験がおすすめです。
14日間で不要と感じたら、ベーシックコースのみの受講にすればOK。
デメリット②：自主的に勉強できる子でないと使ってくれないかも
スタディサプリは好きな時に好きなだけ勉強できる反面、自主的に勉強できない子は使ってくれないかもしれません。
さらに厳しいことを言えば、たとえ利用していたとしても、動画授業を垂れ流しているだけで能動的に学習する姿勢が無ければ全く効果もありません。
動画授業は学習の強制力が弱いので、学習習慣の確立できていない低学年のお子さんほど正直続けていくのは難しいタイプの教材です。
元塾講師むらなか先にも紹介しましたが、小学講座・中学講座には「まなレポ」という保護者用の管理機能があり、そこから「どれだけ勉強が進んだのか？」をチェックできます。
まなレポを見て、ほとんど使ってくれてないようなら、残念ながら解約して他の教材を検討し直すタイミングですね。
まとめ：まずは無料体験でしっかり吟味
スタディサプリでは、14日間の無料お試し体験を提供しています。
自分の学習スタイルに合っているかどうか確かめるには、スタディサプリの授業がどんなものかぜひ一度は体験してみてください。無料期間内に利用停止手続きをすれば料金は一切不要です。
元塾講師むらなか損はしないので、まずは実際使ってみるのがいちばんですよ！
※無料体験の詳細は公式サイトから確認ください。
元塾講師むらなか私が使ってみた感想はこんな印象でした。
▼小学講座
授業の分かりやすさは一級品です。
高学年になるにつれて「教科書を読んでも理解できない」という単元も出てくるので、プロ講師の授業を格安で受けることができるスタディサプリはおすすめ！
▼中学講座
定期テスト前の総復習に最適ですね。5教科すべて教科書対応していますし、実技を含めた9教科に対応。
授業は各学年の単元ごとに細かくあり、1日にいくつでも好きなだけ見られるのでスモールステップで苦手を克服することができます。
▼高校講座
学校の授業や塾・参考書をメインに勉強している方で「理解不足なところをスタディサプリを使って短時間で復習する」という補助的な使い方が良いなと思いました。
かゆいところに手が届く的な教材です。
志望大学受験に向けて徹底したサポートを望むなら、高校講座・大学受験講座の「合格特訓コース」もおススメ
▼他にも年代別におすすめの教材をランキングにした記事もありますので、参考にどうぞ！
